アントワーヌ・グリーズマンは、アメリカで開催されるクラブワールドカップの開幕を心待ちにしています。アトレティコはレアル・マドリーと共に、この大会に出場する唯一のスペイン代表クラブであり、コルチョネロスはこの新たで権威ある大会での躍進を目指しています。その思いは、グリーズマンがFIFAとのインタビューで語った内容からも伝わってきます。
新たなクラブワールドカップについての印象
「このクラブワールドカップで一番ワクワクしているのは、これが最初の大会であり、その一員になれることです。それは私にとって誇りですし、クラブにとっても同様です。とにかく、アメリカに行って、最初の試合を始めたいという気持ちでいっぱいです。相手はパリです。」
大会で見られるスタイルと文化の融合について
「この大会には多くの国のクラブが参加するので、それぞれの国、リーグでどんなサッカーが行われているのかを見ることができると思います。本当に、全試合を見るのが楽しみで、きっと満喫できると思います。サッカーファンもきっと楽しめるはずですし、スタジアムでは多くの違いを見ることができるでしょう。それはサッカー好きにとって最高のことです。」
アトレティコにとってこの大会の重要性について
「私たちアトレティコにとって、この大会に出場することはとても重要でした。それが目標でした。昨年、出場権を得ることができて、今は素晴らしい大会にしたいという気持ちでいっぱいです。アトレティコのファンも、スペインからだけでなく他国からも多くの方が試合を観に来てくれると思います。ですので、そういった方々に素晴らしい試合を届けたいですし、アトレティコファンでない人たちにもファンになってもらえるような試合をしたいです。」
目標について
「大会が始まったら、まずは最初の3試合に集中する必要があると思います。その後のことはその時に考えればいいです。でも、私たちはこの大会に出場できること、プレーできることを本当に楽しみにしています。そして、大きな夢を見ています。それをピッチで証明するのは私たち自身です。どんな相手とも戦える力があること、決勝まで進める実力があることを証明したいです。」
ロサンゼルスでの2試合について
「ロサンゼルスには1~2回行ったことがあります。ご存じのとおり、私はNBAやNFLの大ファンですし、最近は野球も見始めました。なので、あそこでプレーできるのは嬉しいですが、観光気分ではありません。プレーしたい、勝ちたい、良いパフォーマンスをしたいという気持ちが強いです。与えられたその瞬間を楽しみたいですし、素晴らしい大会になることを願っています。本当に、あそこでプレーするのは楽しみです。」
レブロン・ジェームズが試合を見に来る可能性は?
「うーん、あるかもしれません。ロサンゼルスではローズボウルで2試合を行いますから、来てくれるかもしれませんね。招待していますし、できれば練習にも来てもらいたいです。なぜいけないのでしょうか?」
パリ・サンジェルマン戦について
「最初の試合がPSG戦というのは簡単ではありませんが、いきなり強敵と対戦することで、しっかりと大会に入り込めるのは良いことです。彼らは素晴らしいプレーをしていて、非常に高いレベルにありますが、私たちは彼らにダメージを与えられるチームです。それはアウェイの試合で、最後の最後に勝利したことからも分かります。ですから、自分たちの力を信じていますし、素晴らしい試合ができることを願っています。」
クラブワールドカップ優勝の意味
「もし優勝できたら…なんと言うか、非常に感動すると思いますし、誇りに思うでしょう。先ほども言ったとおり、この大会は初めての開催なので、とても大事ですし、特別です。だからこそ、自分が良いコンディションで臨めるよう、フィジカルもメンタルも整えて、この大会に全力で備えたいです。そしてチームを勝利に導けるようにしたいです。」
アメリカにおけるサッカーの発展について
「アメリカはどんなスポーツも愛する国です。サッカーはまだそこまで発展していませんが、MLSでは試合も増えて話題になることも多くなりましたし、クラブの運営も良くなってきています。クラブワールドカップをアメリカで開催することで、サッカーの認知度がさらに高まり、注目されるようになると思います。そしていつか、この大会がヨーロッパやスペインで開催されることを願っています。」
アメリカ文化で好きなこと
「アメリカの文化で好きなのは、人々の間に嫉妬があまりないところです。みんなスポーツを愛し、家族と一緒に楽しんでいます。そして、街中でもそうですが、妻や子どもと一緒に歩いていると、いつも素敵な言葉やジェスチャーをかけてもらえます。そういったところが、とても魅力的だと感じます。」
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