カセレス県ナバルモラル・デ・ラ・マタ市議会は、市営サッカー場を公式に「オリベル・トーレス・ムニョス」と命名することを承認しました。彼は元アトレティコ・マドリー、ポルト、セビージャの選手です。この決定は、メキシコのCFモンテレイでプレーする同選手が、出身地であるこの自治体との「強い繋がり」と、プロアスリートとしての「輝かしい」キャリアによるものです。
ナバルモラル・デ・ラ・マタには、市民から「カンポ・ムニシパル・オリベル・トーレス（オリベル・トーレス市立競技場）」として知られる市立のサッカー場がありますが、市はこれまでその名称に関する正式な手続きがなされていなかったことを確認していました。
このため、市当局は「彼の人間的な資質や輝かしい経歴にふさわしいこの名誉ある称号を授与するための手続きを正式に進めることを決定」しました。
このようにして、市議会は、当該スポーツ施設に「オリベル・トーレス・ムニョス」という名誉称号を仮承認する議案を可決しました。これは、「特に町の若い世代にとって模範となる人物」であることを理由としています。この決定は、今週水曜日に県の官報にて公示されました。
市は、異議申し立てのために20日間の情報公開期間を設けています。
オリベル・トーレス・ムニョス（1994年11月10日、ナバルモラル・デ・ラ・マタ生まれ）は、現在メキシコ・リーガMX（1部リーグ）のCFモンテレイに所属するミッドフィルダーです。
2007年にアトレティコの下部組織に入団し、入団試験に合格した後、2012年にはフベニール・ディビシオン・デ・オノール（ユース1部リーグ）で優勝を果たしました。
2013-14シーズンには、背番号16を背負ってアトレティコのトップチームに初めて登録され、2018年まで在籍しました。2014年1月の冬の移籍市場ではビジャレアルにシーズン終了までレンタル移籍し、同年7月4日にはポルトへもレンタルされました。
2015年6月にはポルトでのプレーを経てアトレティコに復帰し、1年後には再びポルトにレンタルされました。
2019年7月にはセビージャFCへの完全移籍が正式発表され、5年契約を結びました。そして契約終了の1か月前となる2024年5月31日にセビージャとの別れを告げ、2024年6月にはCFモンテレイへの3年契約での加入が正式発表され、現在同クラブでプレーしています。
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