ジョニー・カルドーソが「5番」候補の最優先ターゲットとして浮上

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・カルドーソは、先週日曜日にメトロポリターノで行われた試合で訪れたばかりですが、アトレティコが中盤の補強に向けて動いている中で、急速に注目の存在として浮上しています。今や、2020年夏にトーマスが退団して以来の空白を埋めるための、最優先候補と見なされているのです。

実際、アーセナルに所属するガーナ代表トーマスの契約が6月30日に満了することから、アトレティコは彼の復帰を模索しました。しかし、実力や経験、シメオネ監督のスタイルを理解しているという魅力がありながらも、その高額な年俸と経済的な要求がメトロポリターノのクラブにとって現実的ではないことから、実現性は低いと判断されています。

それだけでなく、アトレティコのフットボール部門の幹部たちは、「現在と未来を見据えたプロジェクトを築く」上で、・カルドーソの方がより適していると考えています。一方で、カルドーソはベティスでわずか1年半のプレーながら、大クラブの中盤を担える資質をすでに示しており、もう一方では、トーマスが間もなく32歳になるのに対し、カルドーソはまだ23歳という若さで、今後10年にわたり中心選手になれる可能性を秘めています。

そのため、カルロス・ブセロは、アトレティコが2023年夏に「5番」の補強に乗り出して以来、ついにチョロの中盤に必要なピースを埋められる選手として、カルドーソをリストの最上位に赤字でマークしている状態です。

実現可能なオペレーション
アメリカ代表でブラジル系のジョニー・カルドーソは、わずか3か月前にベティスとの契約を2029年から2030年まで延長しました(イタリアのパスポートも保有しており、すでに3人の外国籍選手が在籍しているアトレティコにとっても障害にはなりません)。それでも、メトロポリターノではこの移籍が実現可能であると見ています。

その主な理由は、ベニート・ビジャマリン(ベティス本拠)側に、6月30日までに収支を合わせるための選手売却が必須となっているからです。これは、5月28日に開催されるカンファレンスリーグ決勝の収益とは関係なく求められる対応です。

したがって、今回の契約延長(これはカルドーソの活躍への評価に加え、減価償却の負担を減らし経済的に楽にする目的もありました)、違約金の8,000万ユーロ、そしてトッテナムが持つ優先交渉権といった要素も、アトレティコの楽観的な姿勢を損なうことはありません。

むしろその逆です。トッテナムは6月20日から7月10日の間に2,500万ユーロでカルドーソを獲得するか、他クラブが提示したそれ以上のオファーに対して同額で応じる権利を持っていますが、最終的な決断権は選手本人にあります。この点において、トッテナムはヨーロッパリーグを制してチャンピオンズリーグ出場権を得ることが唯一の魅力材料であり、一方アトレティコは、カルドーソがロヒブランコのユニフォームを着ることに魅力を感じていることを把握しています。

そのため、アトレティコでは、この移籍が2,500万ユーロ前後の金額でまとまる現実的な可能性があると見ています。

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