アレックス・バエナが最初のターゲット

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは、次の移籍市場に向けてすでに最優先のターゲットを定めています。目玉の補強として予定されているのは、アレックス・バエナと“クティ”・ロメロです。スペイン代表のバエナは、アトレティコが中盤強化のために最も注力している選手であり、交渉が順調に進めば、最初に加入する選手として迎え入れたいと考えています。

アトレティコは、プレミアリーグのアストン・ヴィラのような競合クラブがいるため、バエナをできるだけ早く獲得することを目指しています。クラブワールドカップ前であればさらに良いですが、ビジャレアルとの交渉は常に難航するため、実現は容易ではないようです。数ヶ月前にはサウジアラビアから巨額のオファー(選手には年間1,800万ユーロ)がありましたが、バエナはそれを拒否しています。

アトレティコは、今週中にも交渉を本格化させたい考えであると、ジャーナリストのマッテオ・モレット氏が伝え、ムンド・デポルティボ紙もこれを確認しています。この交渉には、カルロス・ブセロがビジャレアルのフェルナンド・ロイグと面会する予定であり、両クラブのバエナに対する意向を直接話し合う場になるとみられています。バエナは、ビジャレアルで重要な役割を果たしてきた選手です。

ビジャレアルにおけるバエナの契約解除金は6,000万ユーロに設定されています。この金額を支払えば、クラブとの交渉を経ずに獲得することが可能です。しかしアトレティコは、4,500万〜5,000万ユーロ程度への減額を目指しており、実際、移籍情報サイト「Transfermarkt」によると、現時点での彼の市場価値は5,000万ユーロと評価されています。

ビジャレアルは主力選手の放出を既定路線とみなしている
一方で、ビジャレアルはこの夏に主力選手の移籍があることを既成事実として受け止めています。特に名前が挙がっているのが、先述のアレックス・バエナとフアン・フォイスの2選手です。

チャンピオンズリーグ出場権を獲得したことで、ビジャレアルはすでに来シーズンに向けた補強計画に取り組み始めています。ただし、クラブとしては切迫した財政事情を抱えているわけではなく、その点がアトレティコにとっては交渉上の不利な材料となっています。それでも、「ラ・セラミカ」では、選手の入れ替えがあることを確信しています。ビジャレアルの幹部ロイグ・ネゲロレス氏も数日前、次のように自身の見解を明らかにしました。「もし重要な選手が退団することになれば、それは本人とクラブの双方にとって非常に良いオファーが届いた場合だけです」。

コメント