アトレティコ、ドリブル突破力を求めてリヨンの“お買い得選手”に注目

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アトレティコ・マドリーは、ドリブル突破力を持ち、両サイドのどちらでもプレー可能で、守備をこじ開けるバランスブレイカーとしての能力を備えた選手の補強を目指しています。これは、かつてのヤニック・カラスコや、ある程度はサム・リーノのような選手を再び手に入れること、あるいは次の移籍市場でブラジル人選手が退団した場合の代役を想定した動きです。

『マルカ』紙によると、アタランタ所属のアデモラ・ルックマンはアトレティコにとって“叶わぬ夢”とされていますが、そのポジションの候補は彼だけではありません。まず明確にしておくべきは、主要な投資は“クティ”・ロメロとアレックス・バエナに向けられる予定であるということです。そこから先の補強については、非常に慎重に選手を見極めていく必要があります。

さて、最近フランスからの報道によると、アトレティコは現在オリンピック・リヨンに所属する21歳の若手攻撃的ミッドフィルダー、ラヤン・シェルキに注目しているとされています。彼の契約解除金は2,200万ユーロと見積もられており、年齢やポジションの柔軟性から見ても、アトレティコの攻撃陣を強化する魅力的な選択肢といえます。

シェルキは2024-25シーズンのサプライズ選手の一人となっており、全大会合わせて20試合に出場し、5ゴール7アシストを記録しています。ピッチ上では合計1,178分のプレー時間を積み重ねています。彼は非常にテクニックに優れており、左右のウイングのいずれでも、またトップ下としてもプレー可能な選手です。

アトレティコだけでなく、ボルシア・ドルトムント、パリ・サンジェルマン(PSG)、リヴァプール、レアル・マドリーといったクラブもシェルキに関心を示しています。

最近、ラヤン・シェルキ本人が今夏の退団を認め、2,250万ユーロでクラブを去るという口頭合意があることを明かしました。ただし、アトレティコは彼の優先順位の上位には入っておらず、本人はプレミアリーグ王者・リヴァプールへの移籍を夢見ているとのことです。

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