アンヘル・コレアが、『Los Edul』のインタビューの中で、自身の厳しい幼少期を振り返りました。
「自分の育った街から抜け出して、今の場所にたどり着き、家族を貧困から救うことができたのは本当に誇りに思います。僕たちは食べるものさえなかったんです。兄弟は10人いて、父が亡くなったとき、僕は10歳でした。母が一人で僕たちを育てることになりました。食事は一日一回、食べられればの話ですが。今では神様のおかげで何不自由なく暮らせています。当時とはまったく違う状況です」と語りました。
「12歳のときにブエノスアイレスへ行って、わずかながらも稼いだお金を母に送っていました。それまでは、どの時間帯に食事をとるかを選ばなければなりませんでした。いつも昼に食べて、夜には何もなかったんです」とコレアは続け、支援を受けるために様々な努力をしていたことも振り返りました。
「僕たちは物乞いをしたり、中心街でタクシーのドアを開けたり、母と一緒にバラを売りに行ったりしました。祖母とは、家々を回って支援をお願いするために何キロも歩きました。でもその頃のことを思い出すと、幸せな記憶として残っているんです。あのとき、僕たちは本当に幸せでした」と述べました。
「僕たちはまだ幼くて、ただ母を助けたかっただけなんです。兄弟の間では、誰が一番多く母にお金を渡せるか競い合っていました」と、コレアは語り、話を締めくくりました。
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