フリアンに特別な休息 アトレティコの試合を観客席から初観戦へ

この記事は約2分で読めます。

フリアン・アルバレスは、アトレティコ・マドリーのトレーニングセッションをクラブの許可を得て2日連続で欠席しています。アルゼンチン人の彼は、今週土曜日に行われるレアル・ソシエダ戦に向けた準備に、まだチームメイトとともに参加していません。この試合は21時からメトロポリターノで行われる予定です。

その理由は、“アラーニャ”ことアルバレスがリーガのアラベス戦で今季5枚目のイエローカードを受けたためで、警告累積によって今週土曜日のレアル・ソシエダ戦に出場できないことが水曜日に確定しました。フリアン・アルバレスがアトレティコ加入以来、公式戦を欠場するのはこれが初めてとなります。

そのためクラブは、彼に特別な休息を与えるべく、2日間のオフを与えることを決定しました。試合には出場できませんが、木曜日にはディエゴ・パブロ・シメオネ監督の下で再びチームに合流する予定です。

現在、フリアン・アルバレスはプロサッカー界でも特に過密なスケジュールをこなしている選手の一人です。彼はイングランドのマンチェスター・シティでのシーズン終了後、アメリカに渡ってアルゼンチン代表としてコパ・アメリカに出場し、その数週間後にはパリでアルゼンチン代表としてオリンピックにも参加しました。そのため、わずかな休暇しか取れず、すぐにチームに合流したのです。

今シーズン、アトレティコでの公式戦出場時間は計3,456分にのぼり、51試合に出場しています。リーガ34試合、コパ・デル・レイ7試合、チャンピオンズリーグ10試合で、すべての大会を通じて27ゴールを記録しています。さらに、国際Aマッチでもアルゼンチン代表として8試合に出場し、677分間プレーしています。まさに驚異的な出場数です。

こうした事情を踏まえ、クラブはここまでケガや出場停止とも無縁で来た彼に休養を与える決断をしました。レアル・ソシエダ戦では、彼がアトレティコの選手として契約して以来、初めて観客として試合を観ることになります。これは非常に珍しい状況です。

コメント