ラ・リーガ、アラベス対アトレティコ戦での侮辱的なチャントを告発

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スペインプロサッカーリーグ(ラ・リーガ)は、先週土曜日にエスタディオ・デ・メンディソローサで開催されたリーガ第34節、アラベス対アトレティコ・マドリーの試合において発生した侮辱的なチャントについて、スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会および反暴力委員会に対し告発を行いました。

ラ・リーガの報告によりますと、「試合の25分および27分に、地元ファンの一団が、フォンド・ポリデポルティーボ(ゴール裏)にあるセクター402、403、404、405、413、414、415に位置する応援席エリアにおいて、組織的かつ調和的に『スペイン人ども、くたばれ(Españoles, hijos de puta)』というチャントを行った」とされています。1回目は「約10秒間」、2回目は「約8秒間」続いたとのことです。

ラ・リーガは、「これらのチャントは、RFEFのスポーツ規律規定およびスポーツにおける暴力、人種差別、外国人排斥、そして不寛容に対する法令において禁止行為として明記されており、したがって処罰の対象となります」と指摘しています。

リーガの告発では、「これらの行為は記載されたエリアからのみ発生し、スタジアムにいた他の地元ファンは適切な態度を保っていました」とも明記されています。

さらに、「ビトリアのクラブ(デポルティーボ・アラベス)は、これらのチャントが行われた直後に、スタジアムの拡声装置およびビデオスクリーンを通じて、以下のメッセージを即座に発信・表示しました」とし、その内容は以下の通りです:

「デポルティーボ・アラベスは、スポーツにおけるいかなる暴力行為、人種差別的または外国人排斥的な発言を非難し、断固として拒否します。情熱と敬意をもって応援しましょう。」

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