アトレティコ・マドリーにとって、来シーズンに向けて最優先で補強すべきポジションのひとつがディフェンスです。少なくとも2人のセンターバックと1人の左サイドバックが、クラブのスポーツ部門の補強リストに入っています。クティ・ロメロは非常に評価されていますが、他の守備陣についても検討が進められています。
その中の一人が、再びダヴィド・ハンツコです。フェイエノールトに所属する27歳の選手で、昨夏はアトレティコにとって最優先のターゲットでしたが、オランダ側はスロバキア人DFの移籍金要求を下げず、ハンツコ本人はメトロポリターノでプレーすることを常に夢見ていました。
アトレティコはその時以来、彼との交渉を続けてきましたが、ここにきてサウジアラビアから強力な競争相手が現れました。オランダのメディア「AD」によると、アル・ナスルがハンツコの獲得に向けて、3,250万ユーロ以上のオファーを提示する用意があるとのことです。
ハンツコはアトレティコでプレーすることを熱望しており、その希望は今も変わっていませんが、フェイエノールトの利益に反する行動は絶対にしないと以前から明言しており、同クラブには大きな感謝の気持ちを抱いており、キャプテンも務めています。とはいえ、今回のサウジクラブの急浮上により、フェイエノールト側が売却に応じる可能性が出てきました。というのも、昨夏のアトレティコの交渉姿勢に対し、フェイエノールト側があまり好感を持っていなかったと、複数の現地メディアが報じているためです。
コメント