メンディソローサがグリーズマンに影響を与える…現時点では

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アトレティコ・マドリーは、5月6日火曜日にセロ・デル・エスピノで練習を再開し、5月10日土曜日にメトロポリターノで行われるレアル・ソシエダ戦に向けた準備を始めました。

この試合において、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、フリアン・アルバレスを起用できません。先週末に行われたアラベス戦で受けた警告により、累積警告による出場停止処分を受けることになったためです。

したがって、今週の大きな注目点は、メンディソローサで先発出場したアントワーヌ・グリーズマンをシメオネ監督が再び起用するかどうかという点でした。グリーズマンは、それまでの2試合でベンチスタートとなっており、アトレティコでのキャリアの中でも非常に珍しいことでした。しかし、今週の初回トレーニングでは、フランス人選手は再びベンチスタートになることが示唆されました。次の対戦相手が、彼がプロとして成長した古巣レアル・ソシエダであることを考えると、これは特に悔しいことといえるでしょう。

予定通りに進めば、今シーズン終盤における一つの傾向が確定します。それは、マコン出身の彼がもはや不可欠な存在ではなくなってきているということです。アントワーヌ・グリーズマンはアトレティコ・マドリーの先発に復帰しましたが、アラベス戦ではプレー時間はわずか1時間にとどまり、58分に交代となりました。ゴールチャンスを生むことができず、試合結果(0-0)に大きな影響を与えることもできませんでした。

彼のパフォーマンスは、決定的なプレーの欠如や試合への関与の薄さが目立ち、これはチーム全体にも共通して見られたものです。ただ、グリーズマンの場合は今シーズン終盤ということもあり、その一つひとつのパフォーマンスが厳しく評価されている状況です。とくに来シーズンに向けての去就が未定であることもあり、なおさら注目が集まっています。

現在、アトレティコは彼に対して2026年までの契約を1年延長し2027年までとする更新提案を提示しており、800万ユーロの年俸を2年に分けて支払う案が出されています。いま、判断はグリーズマン側に委ねられています。そして、来シーズンにおいて主力としての役割が与えられない可能性があること、これは今季のコケ・レスレクシオンにも起こったことですが、グリーズマンのクラブ退団とアメリカ移籍を早める要因となるかもしれません。今後の展開に注目です。

■レアル・ソシエダ戦に向けたテスト
現時点では、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督がレアル・ソシエダ戦に向けて実施した練習では、最近使われているのと同じ守備ラインが採用されていました。ゴールキーパーはヤン・オブラク、守備陣はジョレンテ、ル・ノルマン、ラングレ、、中盤はジュリアーノ、、デ・パウル、ギャラガー、サム・リーノ、前線はセルロートという構成です。

この4-5-1の布陣では、ジュリアーノがノルウェー人フォワードのセルロートと前線で連携しながら、守備時には中盤に下がる役割を果たしていました。また、コケの出場については一時的なものとみられます。というのも、5月6日火曜日のトレーニングでは、バリオスが個別調整を行っており、おそらく彼が先発となる見込みだからです。もしモラタラス出身のバリオスがレアル・ソシエダ戦に出場できない場合に限り、コケが先発することになります。

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