現在のアトレティコ・マドリーの特徴のひとつは、アルゼンチン人選手が多数在籍していることです。現在、ロヒブランコスにはワールドカップ優勝メンバーが4人おり、さらにもう一人の加入を望んでいます。こうした背景の中で、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督だけでなく、選手の中にもトッテナム・ホットスパーに所属するディフェンダー、クリスティアン・ロメロの加入を希望する声が上がっており、フリアン・アルバレスもその一人です。彼はプライベートだけでなく、公の場でもその思いを表明しています。ロメロの加入はチームにとって大きなプラスになると考えています。
『アス』紙のインタビューにおいて、アルバレスは親友であり代表チームのチームメイトでもあるロメロに向けてメッセージを送りました。アルバレスは、アトレティコ・マドリーにおけるアルゼンチン人選手の存在感が強いことに触れ、ロメロにとっても馴染みやすい環境であることを示唆しました。「願わくば!実現してほしいですね。彼は素晴らしい選手です。僕にとっては世界最高のセンターバックの一人。代表でも一緒で、とてもいい人です。チームにとって大きな戦力になってくれると思います」と語っています。
アトレティコは、今夏の移籍市場でロメロを最重要の守備補強ターゲットとしており、シメオネ監督も以前から彼を高く評価しています。また、以前からお伝えしている通り、ロメロ本人も移籍に前向きであるとされています。
“チョロ”ことシメオネ監督は、すでにロメロ本人から「OK」を得たとも伝えられていますが、最大の難関はトッテナムとの合意です。移籍金は4,000万〜5,000万ユーロと見込まれており、アトレティコ側はこの金額を支払う用意があるとのことです。ただし、ロメロの市場価値はそれ以上とされており、イングランドのクラブ側が強硬な姿勢で交渉に臨む可能性があります。
実際、イングランドからの報道では、トッテナムはロメロに対して7,000万ユーロを要求する構えであるとも言われています。ただし、彼の契約期間は2027年までであるため、最終的な移籍金はクラブの要求通りにはならない可能性もあります。
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