ポルトがサム・オモロディオンの権利15%を追加取得、アトレティコは資金を得る

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ポルトがアトレティコ・マドリーからサム・オモロディオンの保有権15%を買い取るオプションを行使することは、もはや公然の秘密となっていました。そして、今週月曜の夜にそれが正式に発表され、アトレティコはこのスペイン人FWによってさらに500万ユーロを手にすることとなりました。

この夏、ポルトはサムの保有権50%を1,500万ユーロで取得しましたが、さらに今年中に15%を500万ユーロで買い取るオプションを保持していました。さらに2026年までには、追加で15%をもう500万ユーロで取得し、最終的には80%を保有することができる契約構成となっています。

つまり、アトレティコ・マドリーはすでにサムの移籍によって合計2,000万ユーロを得ており、もし彼が来季もポルトに残れば、最終的に2,500万ユーロを手にする見込みです。そして残りの20%の保有権は、アトレティコが引き続き保持することになります。

サム・オモロディオンは2023年夏にグラナダからアトレティコに加入しました。彼はグラナダでプリメーラ(1部リーグ)にデビューしたばかりで、その第1節はメトロポリターノでの試合でした。そのパフォーマンスはクラブ関係者を魅了し、数日後にはアトレティコが契約解除金の500万ユーロを支払って獲得しました。そのシーズン、彼はアラベスへレンタルされていました。

そして翌夏、アトレティコに復帰したものの、数回の練習を経てクラブを離れる決断が下されました。これは本人も望んでいたことであり、チェルシーとの合意にも至りましたが、ロンドンに滞在している間に交渉が破談となり、最終的にチェルシーはジョアン・フェリックスを獲得しました。こうして、サムは前述の条件でポルトへ移籍したのです。

つまり、アラベスが支払ったレンタル料100万ユーロも含めると、オモロディオンはアトレティコに対して計1,600万ユーロの純益をもたらしたことになります。そしてこれは、アトレティコで公式戦はおろか親善試合でも1分たりとも出場していない選手による成果です。

今シーズン、サムはポルトですでに24ゴールを記録しており、そのうち18ゴールがポルトガルリーグ、6ゴールがヨーロッパリーグでの得点です。ただし、昨シーズン同様、シーズン序盤に比べると徐々に調子を落としてきているのも事実です。好調時にはルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目に留まり、スペイン代表にも招集されました。

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