シメオネ:「簡単そうに見える試合だが、そうではない。チームの持つ格の違いを示すことができなかった」

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、メンディソローサで行われたデポルティーボ・アラベス戦(0-0の引き分け)についてコメントしました。

試合の分析
「難しい試合でした。前半は、彼らも我々もゴールチャンスを作れず、中盤の狭いスペースでボールを奪い合い、攻めてもすぐに失うという展開でした。両チームとも攻撃に精度が欠けていました。暑さも影響し、全体として非常に淡白な内容でした。後半は少しずつ良くなり、試合の終盤には、最初からこういう風にプレーしたかったという内容になりました」

下位チーム相手の悪い結果について
「簡単そうに見えますが、実際はそうではありません。順位が下だからといって勝てるわけではなく、勝つためには相応の実力を示す必要があります。レガネス戦では、前半に3~4回の決定機がありましたが、相手GKの好セーブに阻まれました。PKもありましたが、それも決められず、結果として引き分けに終わりました。ヘタフェ戦では、残り10分で1-0とリードしていたにもかかわらず、自分たちで自滅する形で試合を落としました。ラス・パルマス戦の前半では、セルロートとフリアンのシュートに対して相手GKが信じられないセーブを見せました。後半に相手は少ないチャンスを活かして得点しました。そして今日の試合でも、キケの場面でアラベスにゴールを許してもおかしくなかったです」

コンパクトに構えるアラベス
「試合が中断された際にも話しましたが、すべてが足元へのパス、乾いたピッチ、守る側にとってはやりやすい状況でした。裏へのパスや、スピード感ある展開、変化が起きるようなプレーが求められる中、そういったことはまったく起きませんでした。前半は、率直に言って良い内容ではありませんでした」

なぜ流れを変えられなかったのか?
「その時間帯に、チームの持つ“格”を示すことができませんでした。後半にはそれが見られましたし、プレーにもスピード感が出て、ゴールが生まれそうな雰囲気もありました。我々はそういったプレーを今後も追い求めていきますし、残り4試合に向けて良いチャンスがあると考えています」

フリアンがゴールから遠い位置でプレーしていることを気にしているか?
「いえ、実のところ気にしていません」

コメント