アトレティコ・マドリーは、今週土曜日14時にメンディソローサで行われるアラベス戦の主審が決定したことを把握しています。担当するのはバレンシア州審判協会所属のフアン・マルティネス・ムヌエラ氏で、VAR担当はアンダルシア州協会所属のホルヘ・フィゲロア・バスケス氏です。
アトレティコ・マドリーの最後のトレーニングでは、シメオネ監督がグリーズマンを先発として起用していました。そして、このフランス人選手が今回対面するのは、アトレティコ時代に唯一リーガ・エスパニョーラで退場処分を受けた際の主審です。彼のアトレティコ在籍期間中には2度の退場があり、そのうちの1回はリヴァプール戦でのチャンピオンズリーグ、もう1回が2017年のジローナ戦でのリーガでした。このジローナ戦で退場を命じたのがマルティネス・ムヌエラ氏です。
さらに最近では、アトレティコがセルタと対戦したメトロポリターノでの試合において、試合開始7分でパブロ・バリオスを退場させたこともあります。当初はイエローカードを提示しましたが、VARからの連絡を受けて最終的にレッドカードへと変更されました。この試合では、ル・ノルマンがボルハ・イグレシアスをペナルティエリア内で踏んでしまったことでPKとなり、イアゴ・アスパスのゴールでセルタが先制しました。
このように、グリーズマンとバリオスにとっては、このアリカンテ出身の主審との対戦にはあまり良い思い出がありません。しかしながら、アトレティコ全体としての成績はむしろ良好です。彼が主審を務めた34試合のうち、21勝6分7敗という戦績を残しており、直近10試合では8勝1分1敗という結果です。
興味深いことに、この主審はアトレティコがビトリアで挙げた最後の勝利試合も担当していました。それは2020-21シーズン第17節のことです。その試合では、マルコス・ジョレンテのゴールでアトレティコが先制し、フェリペのオウンゴールで同点に追いつかれましたが、90分にルイス・スアレスがジョアン・フェリックスのアシストから決勝点を決め、1-2で勝利しています。まさに劇的な勝利でした。
一方で、デポルティーボ・アラベスにとっては、この主審との相性はあまり良くありません。過去13試合を担当されており、そのうち勝利はわずか4回、引き分けは2回です。注目すべきは、7敗しているという点であり、つまり過半数以上の試合で敗れているということです。
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