クティ・ロメロ、アトレティコに「OK」を出す

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アトレティコ・マドリーは、来たる夏の移籍市場で本格的に動く予定です。クラブは、今シーズン開始時にスタートさせたプロジェクトを、1億8,100万ユーロの投資と共に、経済面・スポーツ面の両方でさらに強化して完成させたいと考えています。

アトレティコが現在動いているターゲットの一人が、トッテナム・ホットスパー所属のセンターバック、クリスティアン・ロメロです。ワールドカップ王者であるロメロは、イングランドのクラブと2年の契約を残しており、最近長期離脱していた怪我から復帰したばかりです。報道によれば、選手本人はアトレティコ・マドリーへの移籍に関心を持っており、すでにディエゴ・シメオネ監督と会話を交わしたとのことです。この情報はアルゼンチンとイングランドの両方から伝えられています。

この動きは、かつてマンチェスター・シティ所属だったフリアン・アルバレスに対して行われたアプローチと似たものです。チョロの粘り強い説得と、アトレティコに在籍するアルゼンチン人選手たちの存在が、当時のアルバレスの心を動かす鍵となりました。

さて、記者マッテオ・モレット氏の報道によれば、アトレティコはすでにロメロ本人から「アトレティコ行き」の了承を得た模様です。これは必ずしも移籍が決定したことを意味するわけではありませんが、ロメロが赤白のユニフォームを着る意思を示したことは、移籍成立に向けた重要な第一歩となります。

ただし、これまでお伝えしてきたとおり、移籍実現にあたって大きな障害となるのが、選手の評価額に関する大きな隔たりです。

アトレティコ側は、移籍金として4,000万〜5,000万ユーロ程度を想定していますが、トッテナム側は8,000万ユーロの売却価格を設定しており、この大きな差がネックとなっています。

さらに、ロメロが最近トッテナムの医療スタッフを批判した発言や、パフォーマンスの低下も、クラブ側が売却を検討する要因となっている可能性はありますが、価格面での乖離が依然としてアトレティコ・マドリーにとって大きな障壁となっています。

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