メトロポリターノ、今季最少の観客動員を記録

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アトレティコ・マドリー対ラージョ・バジェカーノの試合におけるメトロポリターノ・スタジアムの観客数は49,410人で、今シーズン最も少ない入場者数となりました。この少ない観客数の理由としては、すでにアトレティコがリーガ優勝争いから脱落しており、試合が実質的に消化試合であったこと、そして試合開始時間が21時30分と遅く、平日に開催されたことが挙げられます。

本来であれば、同じマドリードのクラブ同士の「ダービー戦」であることが集客の助けになるはずでした。そのため、スタジアムの一部のエリアでは、ラージョ・バジェカーノのファンがアトレティコのサポーターと混じって観戦している様子が見られました。さらに、マドリードの天気が良好であったことも、観客動員には有利に働いた要因のひとつです。

また、アトレティコ側では、過酷な条件の中でスタジアムに足を運んだファンを称えるために、ハーフタイムにスペインの人気アーティスト「ベレット(Beret)」によるミニコンサートも開催されました。

これまで今シーズンで最も観客数が少なかったのは、コパ・デル・レイ準々決勝のヘタフェ戦でした。あの日も同じく火曜日の21時30分キックオフでしたが、試合の重要性もあり52,896人が集まりました。

一方で、今シーズン最も観客数が多かったのは、ラ・リーガでのレアル・マドリーとのダービーでした。この日は70,112人が入場し、それ以降メトロポリターノでは観客数が70,000人を超えたことはありません。

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