リラックスを避けることに執着

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土曜日にラス・パルマスで喫した敗戦により、アトレティコ・マドリーはラ・リーガのタイトル争いから脱落する形となり、優勝を争うチャンスはほとんどなくなりました。これは、その後のレアル・マドリー、特に首位の座を譲らないバルセロナの結果によって裏付けられました。

一方で、4位のアスレティックとは6ポイント差、そして5位のビジャレアル(こちらもチャンピオンズリーグ出場圏内)は11ポイント差となっており、アトレティコにとって来季の欧州大会出場権獲得はほぼ確実なものとなっています。

この状況で懸念されるのが、チームが気を抜いてしまうことです。現在、戦うべきものはレアル・マドリーを追って2位を目指すか、あるいはその座を維持することだけになっているためです。シメオネ監督が就任して以降、ほぼ常に確保してきたこの最低限のポジションが、昨季のジローナによる予想外の“逆転”を除けば、常に目標とされてきました。

これらの“比較的小さな賞”も、シメオネ監督にとっては決して軽視できるものではありません。会見でも彼は、「できるだけ良い形でシーズンを終えること、そして何よりもチームとして成長することが大切です」と明言しています。そして「私たちはチームとしての成長を続ける必要があり、シーズン最後まで順位を上げるために努力し、1試合1試合でできる限り多くの勝ち点を積み重ねたい」とも繰り返して語りました。

これは単なる表向きの発言ではありません。今週行われたアトレティコのトレーニングを見れば、シメオネ監督とそのコーチ陣がいかにチームが気を抜かないよう気を配っているかがよくわかります。選手たちに対する強い姿勢、声を上げての指示、そして常に高いインテンシティが、マハダオンダの練習場では日常的に見られます。そしてこの集中力を、木曜日のラージョ戦、メトロポリターノでの試合でしっかりと発揮したいと、スタッフ・選手ともに考えています。

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