アトレティコ・マドリーの監督ディエゴ・シメオネは、ラージョ・バジェカーノ戦(木曜日21時30分、メトロポリターノ)を前に、マハダオンダのクラブ練習場にある記者会見室でメディアの取材に応じました。
チームが気を抜かないようにどのように意識づけをしているか
「目の前の試合に集中することです。できるだけ良い形でシーズンを締めくくること、そして何よりもチームとして成長すること、これが私たちにとって最も重要です」
バリオスについて
「彼には私たちが期待するパフォーマンスを見せてもらっています。私たちには彼が必要ですし、彼には与えてもらえるものがたくさんあります。今も良いですが、将来はもっと良くなるでしょう。今シーズンは一歩前進し、より継続的にプレーし、チームの中で重要な存在になっています。引き続き成長を支えていきます。明日の朝の様子を見て、出場できるか判断します」
ラス・パルマス戦ではシュートすら打てなかったが、ラージョ戦では何が期待できるか
「改善を目指すことです」
オブラクについて
「常にチーム全体のパフォーマンスを追求しています。彼自身の働きもとても良いですし、今シーズンもこれまで通り素晴らしい活躍をしてくれています。毎年そうですね。今後もモチベーションと競争意識が必要で、それが全員の成長につながります」
メンタリティやインテンシティ(強度)はトレーニングで養えるのか?
「インテンシティ、スピリット(精神)…私たちは良くないプレーをしました。調子が悪ければ、相手に上回られてしまいます。失点の場面も、個々のプレーではなく、自分たちのミスでした。特に後半はとても悪いプレーをしてしまいました。事実はそれだけです。良くありませんでした」
グリーズマンのような選手が出場機会を減らす役割に適応できるか
「幸いにも、これまでそういった状況を経験した選手たちとは良い関係を築いてきました。私たちは常にチームのニーズを最優先に考え、それを共有してきました。その上で、それぞれが与えられた役割で自分の重要性を感じることが大切だと考えています」
ペースを落とさないために
「チームとしてさらに成長する必要があります。シーズン最後まで取り組み、順位を少しでも上げるために、1試合1試合で最大限の勝ち点を得る努力を続けていきます」
これから迎え入れる選手に求める“譲れない条件”とは
「私のことをよく知っている人なら、どんなタイプの選手がアトレティコに必要か理解していると思います。キャラクターがあり、個性があり、勤勉で、チームのことを第一に考えられる選手。長いシーズンを戦っていくうえで、そうした選手たちがアトレティコに良い影響を与えてくれましたし、それが私たちがここで長くやってこられた理由でもあります」
選手たちに理解してほしいことは何か
「ここまでの年月で私たちが共有してきたことです。監督が14年間クラブにいられるというのは、選手たちが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたからです。監督は魔法使いでも予言者でもありません。自分が求めるスタイルを体現してくれる何かを探しているだけです。私は幸運でした。これまでの選手たちが、私の好きなサッカーを体現してくれていましたから」
コメント