アトレティコ・マドリーは、今週の聖木曜日も土曜日のグラン・カナリア遠征に向けて準備を続けております。現地時間21時にUDラス・パルマスとの一戦が予定されており、ディエゴ・シメオネ監督はこの試合に向けた最初の戦術テストを実施しました。 そして、そのテストでの大きな注目点は、配置された先発メンバーにアントワーヌ・グリーズマンの名前がなかったことです。
ここ数週間、グリーズマンは本来のパフォーマンスを発揮できていない状態が続いています。それでも、これまで彼は常に監督からの信頼を得ており、シメオネ監督はその信頼を公の場でも、戦術的判断の中でも示してきました。しかし今、“チョロ”ことシメオネ監督は、背番号7をベンチに置く可能性を真剣に検討しているようです。
少なくとも、今回行われたラス・パルマス戦に向けた初回の戦術テストからはその意図が読み取れます。そのテストでは、月曜日のバジャドリード戦で途中出場ながら得点を挙げたアレクサンデル・セルロートが、先発出場のチャンスを得るかもしれない構成となっていました。試合開始まで残り48時間で、これが最終決定となるか注目されます。
もう一つの変更点は、前回最下位チーム相手に先発したメンバーのうち、ホセ・マリア・ヒメネスに代わってル・ノルマンが起用されていたことです。その他のメンバーは前回と同じ構成となっております。なお、デ・パウルはチーム練習に復帰しており、今回の試合でシメオネ監督の選択肢として出場可能です。また、リーノも筋肉系のケガから復帰し、今回初めてチーム練習に合流しました。
この日のトレーニングでシメオネ監督が試した先発メンバーは以下の通りです:
オブラク;ジョレンテ、ル・ノルマン、ラングレ、ガラン;ジュリアーノ、コケ、バリオス、ギャラガー;フリアン・アルバレス、セルロート
アトレティコは金曜日の午前中にマハダオンダで最終調整を行い、午後にはラス・パルマスへ向けて出発します。そこでシメオネ監督は、長い間変えなかったグリーズマンのポジションに関して、初めて本気でベンチ起用を考える最終判断を下すことになります。
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