アトレティコ・マドリーは木曜日、ナイキと今後10年間にわたってパートナーシップを継続することを発表しました。2035年まで締結されたこの新契約は、クラブのテクニカルスポンサーとしての報酬面で非常に大きな改善をもたらすものとなります。アメリカのスポーツブランドであるナイキは、2001年からアトレティコ・マドリーと提携を続けています。
この新たな契約は経済面でアトレティコをヨーロッパのトップ10クラブの一部よりも上位に押し上げるものになると、ルベン・ウリア氏が自身のX(旧Twitter)アカウントで述べています。『ムンド・デポルティボ』の情報によると、今回の契約金額は前回の約3倍に達する見込みであり、アトレティコにとってはまた一つの経済的飛躍となります。現在、ナイキとの契約でアトレティコよりも好条件を得ているのは、バルセロナとパリ・サンジェルマンのみとされています。
このように、アトレティコはGoogle、レッドブル、リヤド・エアといったスポンサー契約に続き、経済面で好調なニュースを重ねています。今後オープン予定の「スポーツシティ」によって、さらにその価値は高まる見通しです。
2001年から現在までの間に、アトレティコ・マドリーとナイキは共に16個のタイトルを獲得してきました。中でも男子チームによるリーグ制覇2回、女子チームによるリーグ制覇3回、そして欧州タイトル6つが目立ちます。また、ビセンテ・カルデロンから現在のリヤド・エア・メトロポリターノへのスタジアム移転といった歴史的な出来事も経験しました。
この期間に、アトレティコ・マドリーは10年以上連続でチャンピオンズリーグ出場を果たし、ヨーロッパのビッグクラブの仲間入りを果たしました。その結果、間もなく開催されるFIFAクラブワールドカップの第1回大会にも出場する予定です。
コメント