ギャラガー、先発定着をアピール

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アトレティコ・マドリーにとって、サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦における大きな収穫のひとつは、コナー・ギャラガーの素晴らしいパフォーマンスでした。ロヒブランコスが同点に追いつくきっかけとなるPKを獲得しただけでなく、彼のプレーの質がチーム全体に良い影響を与えました。

この活躍により、ギャラガーはこの試合のベストプレイヤーの一人に選ばれました。出場時間は78分と、後半途中にレマルと交代でピッチを後にしましたが(よりサイドに張るタイプの選手を投入する意図がありました)、LaLigaがファン投票で選出するMVPランキングでは、得票率15.4%で4位に入りました。1位はフリアン(39.1%)、2位と3位はセビージャのルケバキオ(24.2%)とアグメ(21.3%)でした。

ギャラガーはこの試合で再び左サイドでプレーしました。アトレティコに来てからはこのポジションを任されることが多くなっていますが、彼は本来センターでのプレーを得意とする選手です。かつてチョロ・シメオネがコケに対して行った起用法を思い起こさせます。

左インサイドハーフのポジションから、ギャラガーは数多くの斜めの動き(ダイアゴナルラン)でセビージャの中盤に捕まらず、チームにとって最も脅威となる存在のひとりでした。そして、彼の動きによってフリアンが自然とそのサイドに流れるスペースも生まれました。

ただし問題点としては、ゴール前での判断力に欠ける場面が一部あり、そのため彼のフィジカル的な優位性がスコアにはっきりと反映されませんでした。この好パフォーマンスがチョロを納得させ、先発定着につながるかどうかが注目されます。

今季は適応期間の真っ只中で、いまだアトレティコにおいて「不動のレギュラー」とは言えない状況です。バルセロナやレアル・マドリーとの重要な試合には出場した一方で、コパ・デル・レイ準決勝の第2戦では出番がありませんでした。ただし、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦では試合開始35秒で得点を挙げるなど、重要なゴールも記録しています。

これまでにギャラガーはアトレティコの一員として通算39試合に出場しており、そのうち23試合に先発出場しています。プレー時間は計2,089分で、3ゴール5アシストを記録しています。

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