アトレティコ・マドリーは、サンチェス=ピスフアンでの試合で、パブロ・バリオスが93分に決めたゴールにより勝利を収めました。前半終了前にはフリアン・アルバレスのPKも決まり、アグメの1-0という先制点をひっくり返して、チームに3ポイントをもたらしました。
ここ数試合はアディショナルタイムでの決定打が見られませんでしたが、アトレティコは再び土壇場で相手に致命的な一撃を与えました。今回の相手はセビージャで、実はこのチームは前半戦でも同様の痛手をアトレティコから受けています。メトロポリターノで行われたその試合では、グリーズマンのゴールによって、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコがガルシア・ピミエンタ監督のチームに逆転勝ちを収めました(4-3)。
アトレティコが最後のアディショナルタイム得点を記録したのは、2月25日のことでした。セルロートがコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグ、モンジュイックでのバルセロナ戦で決めたのが最後でした。
このアディショナルタイム得点の記録は、ジローナ戦でコケがメトロポリターノで挙げたゴールから始まり、今回のバリオスの得点が最新のものです。その間には、以下の選手たちがこの驚異的な記録に貢献しています:
- コレア(サン・マメスと前半戦のマドリード・ダービー)
- フリアン・アルバレス(バレンシア、セルタ、カセレーニョ、レヴァークーゼン戦)
- ヒメネス(ライプツィヒ戦)
- セルロート(バルセロナ戦で2得点、レガネス戦、バジャドリード戦)
- デ・パウル(カセレス戦)
- グリーズマン(セビージャ戦とマジョルカ戦)
バリオスの得点によって、今シーズンのアトレティコではアディショナルタイムにゴールを決めた選手が8人に達しました。その中でも、セルロートとフリアン・アルバレスが最多の4得点を記録しています。
アトレティコ・マドリーがアディショナルタイムに決めたゴールは、これで通算16点となりました。これは欧州の主要リーグの中で、他に例を見ない記録です。この数字は、数々の困難に直面してもなお、必ず立ち上がるというチームの信念を象徴しています。そして今、再び90分以降のゴールによって、ラ・リーガ優勝争いへの希望がよみがえってきました。
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