シメオネ、コパのバルサ戦に向けて新たな布陣を構想

アトレティコ・マドリーは、3月31日（月）からコパ・デル・レイ準決勝第2戦のFCバルセロナ戦に向けた準備を開始しました。今季のタイトル獲得を目指すアトレティコにとって、この試合が最後のチャンスとなります。

午後のトレーニングセッションでは、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督がバルセロナ戦に向けた先発メンバーのテストを始めました。「チョロ」は複数のグループでトレーニングを行いましたが、その中で本番の先発メンバーの一部を示唆するような布陣も見られました。ただし、試合までまだ1日残っているため、アルゼンチン人指揮官が最終的な決断を下すまでには変更の可能性もあります。

現在のところ、トレーニングで試された布陣がそのまま採用されれば、コパ・デル・レイの試合では重要な変更が加えられることになります。その中には、ナウエル・モリーナ、ハビ・ガラン、コナー・ギャラガーの先発起用が含まれています。

シメオネ監督が試した布陣は、ムッソがゴールを守り、守備陣にはナウエル・モリーナ、ヒメネス、ラングレ、ハビ・ガラン。中盤にはマルコス・ジョレンテ、デ・パウル、ギャラガー、ジュリアーノを配置。そして、前線はフリアン・アルバレスとグリーズマンの2トップという構成でした。ただし、このフォーメーションは試合前に変更される可能性もあります。

もしこの布陣が採用される場合、パブロ・バリオスや、RCDエスパニョール戦で活躍したセサル・アスピリクエタ、ヘイニウド、サム・リーノらは先発メンバーから外れることになります。また、シメオネ監督はジュリアーノを通常とは異なる左インサイドハーフの位置に配置し、チームの戦術に大きな変化を加えようとしていることを示唆しました。