ティグレスがコレアとアトレティコを説得するために提示する金額

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ここ数時間で、アンヘル・コレアがアトレティコ・マドリーを退団し、この夏にティグレスUANLへ移籍する可能性が浮上しました。アルゼンチンやメキシコのメディアによると、交渉はかなり進展しており、今夏の移籍が実現する可能性が高まっています。

昨冬の移籍市場でメキシコの別のクラブであるモンテレイのレイアドスがコレア獲得に動いたものの、アトレティコが契約解除条項の満額支払いを求めたため、実現しなかったと報じられています。当時のアトレティコは補強の余地が限られており、適切な代役を確保できる状況ではなかったため、これは妥当な判断でした。

しかし、今夏の移籍市場では状況が変わる可能性があります。コレアにはメキシコだけでなく、トルコのフェネルバフチェやガラタサライといったクラブも関心を示しています。

ここ数時間で、ティグレスがアトレティコに提示する可能性のあるオファーが明らかになりました。メキシコのクラブが提示を検討している金額は、1,500万~2,000万ドル(約1,392万~1,857万ユーロ)です。アトレティコ側も、30歳になったコレアに対してこの金額のオファーを受け入れる可能性があると見られています。この情報は、メキシコ人ジャーナリストのロベルト・エルナンデス・バロシオが「Atleti Stream」の番組内で報じたものです。

また、ティグレスはコレアに対し、3年契約と年俸550万ユーロ(税引前)という好条件を提示する準備を進めています。これは、現在アトレティコで受け取っている給与を大きく上回る金額です。

ティグレスの会長であるマウリシオ・クレブロは、メキシコのスポーツ紙「Record」のインタビューでこの件についてコメントしています。
「彼は、私たちが求める特性、実績、キャラクター、そして多くの資質を備えた選手です。当然ながら、彼のような選手や同等のレベルの選手は常に獲得したい存在です。我々は常にピッチ内外で最善を尽くそうと努めていますし、交渉の場でも競争が求められることを理解しています。」

なお、アンヘル・コレアがアトレティコ退団の可能性を取り沙汰されるのは今回が初めてではありません。昨シーズンはサウジアラビアからの高額オファーを受けて移籍の可能性がありましたし、2019年にはミラン移籍が目前まで進んでいたものの、いずれも最終段階で破談となっています。

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