アトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグのラウンド16でレアル・マドリーに敗退した後、木曜日に休養を取りました。フィジカルとメンタルの回復に93時間を要し、日曜日に本拠地メトロポリターノで行われるラ・リーガEAスポーツのバルセロナ戦に備えます。
先週日曜日にヘタフェ戦で敗れたアトレティコは、バルセロナとレアル・マドリーに1ポイント差(オサスナ戦が未消化)で追う立場にあります。バルセロナ戦では、勝利もしくは引き分けが絶対に必要であり、敗北すれば(バルセロナに対し1試合多く消化した状態で4ポイント差)、残り33ポイントを残した状況で大きく後れを取ることになります。
筋肉の負傷からコケ・レスレクシオンがほぼ回復し、バルセロナ戦での復帰が見込まれています。ただし、水曜日のレアル・マドリー戦では万全を期してメンバー外となりました。
また、128分3秒に及ぶ激闘により、選手たちは極度の疲労を抱えています。金曜日からトレーニングを再開するものの、アトレティコは急速な回復が必要です。
特に負荷が大きかったのは以下の選手です。
- ヤン・オブラク(GK)、ホセ・マリア・ヒメネス、マルコス・ジョレンテ、パブロ・バリオス、フリアン・アルバレス:128分フル出場
- クレマン・ラングレ:ヘタフェ戦からの違和感を抱えながら95分33秒出場
- ロドリゴ・デ・パウル:93分47秒で交代(極度の疲労と筋肉の張り)
- ヘイニウド:102分で交代(守備での負担が原因でふくらはぎに違和感)
- アントワーヌ・グリーズマン:89分25秒出場
- ジュリアーノ・シメオネ:89分10秒出場
- コナー・ギャラガー:85分24秒出場
極度の消耗を伴う試合であり、同様の強度が求められるバルセロナ戦はすでに目前に迫っています(日曜日21:00キックオフ)。
この試合は、フィジカルとメンタルの両面で厳しい試練となります。アトレティコは過去2か月で16試合、さらに直近18日間で6試合を消化しており、3~4日に1試合のペースで試合をこなしてきました。その中で、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイとすべてのタイトル争いが絡んでおり、選手たちの負担は極限に達しています。
2月22日以降のアトレティコの試合結果
- ラ・リーガ:バレンシア戦(0-3)、アスレティック・ビルバオ戦(1-0)、ヘタフェ戦(2-1)
- チャンピオンズリーグ:レアル・マドリード戦(2-1・1-0)
- コパ・デル・レイ:バルセロナ戦(4-4)
過密日程の中で最も稼働した選手たち
アントワーヌ・グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、ロドリゴ・デ・パウルはこの6試合すべてで先発出場。
マルコス・ジョレンテとクレマン・ラングレは5試合先発し、ジョレンテはこの期間で最もプレー時間が長く、512分間出場。60分間しか休めていません。
バルセロナ戦の欠場者
唯一の確定している欠場者はアンヘル・コレア。
彼は先週日曜日のヘタフェ戦で主審クアドラ・フェルナンデスに暴言を吐いたため、スペインサッカー連盟の懲戒委員会から5試合の出場停止を受けています。
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