アトレティコ・マドリーは、3月12日(水)にメトロポリターノで行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグに向けた最後のトレーニングセッションを実施しました。
今回のセッションは、アトレティコにとってやや特別なものとなりました。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、これまでのチームのルーチンを変更しました。通常、過去数シーズンのチャンピオンズリーグのホームゲームでは、アトレティコはマハダオンダのスポーツシティで午前中にトレーニングを行っていました。
しかし、今回はチョロがメトロポリターノで午後のセッションを実施することを選択しました。その理由はいくつかあります。
第1に、ファンやメディアの目から離れ、ヨーロッパの舞台での「生き残りを懸けた戦い」に向けた準備をするためです。
第2に、トレーニング終了後に監督と選手の一人がUEFA公式の記者会見に出席する必要があったためです。
そして第3に、チームは20時30分から合宿を行うことになっており、これもルーチンの変更を示しています。通常、翌日の夜に試合がある場合、アトレティコは前日に合宿を行いません。しかし、今回は特別な一戦ということもあり、チームは試合前日に集合しました。
コケ、ラングレ、デ・パウルが合流
トレーニングでは、コケ、ラングレ、デ・パウルの3選手がチームとともに練習を行いました。ラングレとデ・パウルについては、ヘタフェ戦で筋肉の違和感や打撲を抱えていたものの、そこまで驚きはありませんでした。しかし、最も重要だったのは、負傷していたコケ・レスレクシオンが復帰したことです。
二部練習を実施
コンディションが万全でない数名の選手に対しては、二部練習が実施されました。
まず、ディフェンダーのクレマン・ラングレは、ヘタフェ戦を欠場する原因となった違和感を解消するため、午前中に追加のトレーニングを行いました。そして午後には、チームメイトとともにメトロポリターノのピッチに姿を見せました。
また、キャプテンのコケ・レスレクシオンも2月15日以来の筋肉系の負傷からの復帰を目指し、午前中にマハダオンダでトレーニングを実施しました。
さらに、ヘタフェ戦で脚を打撲し、足を引きずる様子を見せていたロドリゴ・デ・パウルも、レアル・マドリー戦に向けて出場可能な状態にあります。
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