チャンピオンズリーグのダービーに向けてアトレティコが対処すべき二つの警鐘

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは、今シーズンの中で最も良い状態にあるとは言えません。極端に悪いわけではないものの、決して好調とは言えず、直近7試合でわずか2勝しか挙げていません。その勝利も、メスタージャでのバレンシア戦とメトロポリターノでのアスレティック戦のみです。残りの試合は、3引き分けと2敗であり、その2敗は直近の試合(チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦とリーグ戦のヘタフェ戦)で連続して喫しています。

このデータは、アトレティコに警鐘を鳴らしています。また、守備面での脆さも顕著になっており、直近4試合で8失点を喫しています。バルセロナには4失点、レアル・マドリーとヘタフェにはそれぞれ2失点し、過去2週間で無失点に抑えたのはアスレティック戦のみです。

さらに、セットプレーの守備も課題となっています。日曜日のヘタフェ戦の同点ゴールはサイドのフリーキックから生まれ、バルセロナ戦(コパ・デル・レイ、モンジュイック)では、4失点のうち2つがコーナーキックからの失点でした。特に、1つの失点はクバルシがジョレンテに対して犯したファウルが見逃されたものでした。それ以前にも、バリオスがバルセロナのカンテラ選手のマークを外し、ヘタフェ戦ではレマルがアランバリを見失い、ゴールを許しています。

また、1月にはアトレティコの歴史的な15連勝記録を止めた敗戦がありましたが、その試合でも、レガネスのマティヤ・ナスタシッチがセットプレーから決勝ゴールを決めています。

こうした状況の中で、アトレティコは再び警戒を強める必要があります。特に、レアル・マドリーのようにルディガーやチュアメニといった空中戦に強い選手が揃い、セットプレーのキッカーにも優れた選手を擁するチームとの対戦では、セットプレーの守備が試合の勝敗を大きく左右することになるでしょう。

コメント