セルロートがアトレティコ史上「最多得点の途中出場選手」に

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ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーは、これまでヘタフェに敗れたことがありませんでした。しかし、その「呪い」は日曜日に破られました。コリセウムでの試合で、アトレティコは試合終了間際の88分から93分の間に逆転され、2-1で敗れました。アトレティコはこれまで全大会を通じてヘタフェと27試合対戦し、22勝5分という圧倒的な成績を誇っていましたが、ついに黒星を喫しました。

アトレティコにとって、救いとなる要素はほとんどありませんでした。チームの内容に見合わないほど大きな成果を得る寸前までいきましたが、アンヘル・コレアの退場とその後のチームの崩壊がなければ、結果は全く違ったものになっていたかもしれません。

そんな中で、唯一ポジティブな点として挙げられるのがアレクサンデル・セルロートのゴールです。ノルウェー人ストライカーの全体的なパフォーマンスが特筆すべきものだったとは言えませんが、記録面で注目に値する結果を残しました。

セルロートは今シーズン14ゴール目を記録しました。これは、彼が期待されるほど頻繁にスタメン出場していないことを考えれば、決して悪くない数字です。特に注目すべきは、そのうち7ゴールが途中出場から生まれたことです。これは、ヨーロッパの5大リーグ(イングランド、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン)の中で最多の数字であり、途中出場から最も得点を決めた選手となりました。

さらに、セルロートはアトレティコのリーガ・エスパニョーラにおける歴史の中で、最も多く途中出場からゴールを決めた選手となりました。これまでの記録は、1997-98シーズンにホセ・マリが記録した6ゴール、そして2015-16シーズンにアンヘル・コレアが記録した5ゴールでしたが、セルロートはこれを超えました。

フリアンとの2トップで先発か?
セルロートは直近8試合で4ゴールを挙げており、限られたプレー時間の中で確実に結果を残しています。興味深いのは、彼が唯一スタメン出場したアスレティック・ビルバオ戦では得点していないことです。

最近、アントワーヌ・グリーズマンのパフォーマンスが低下しており、疲れが見えるとの指摘もあります。そのため、シメオネ監督が今シーズン、・レスレクシオンに対して行ったように、チームの中心選手の一人をベンチに置く決断をするのではないかという声も出ています。そして、ノルウェー人ストライカーとフリアン・アルバレスを組ませた新たな攻撃陣を試すタイミングが来たのではないか、という議論が巻き起こっています。

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