ジュリアーノ : 「アトレティコを愛しているし、できる限りのことをするつもりです」

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Infobaeが公開している、アトレティコ・マドリー所属のアルゼンチン人選手へのインタビューシリーズ。今回はジュリアーノ・シメオネの番です。現在、チーム内で重要な役割を果たしている彼が、これまでのキャリアを振り返ります。

アトレティコは自分の家
「そう、そう、本当にその通りです。幼い頃からずっとそうでした。父が僕をここに連れてきてくれたとき、腕の中に抱えられていた写真もあります。そう、このクラブは僕の家です」

ピッチ外でも変わらない情熱
「普段からすごくアクティブで、情熱的に生きています。そんな性格です。ただ、家にいるときは、パートナーが僕を落ち着かせてくれます。彼女のおかげで、少しクールダウンできるんです。でも基本的に、僕はいつもこんな感じで、何事も全力で取り組みます」

アトレティコに多くのアルゼンチン人がいる
「そうですね。本当にたくさんのアルゼンチン人がいます。素晴らしいグループですし、ワールドカップ優勝者やコパ・アメリカ優勝者もいます。僕たちは仲が良く、お互いを助け合っています。そして、常に最高のパフォーマンスを発揮しようと努力しています」

グリーズマンはアルゼンチン人みたい
「そう、彼は少しアルゼンチン人っぽいですね。アルゼンチン風のアクセントで話すのが好きだし、マテ茶も飲んでいます。だから、ほとんど僕たちの仲間みたいなものです」

現在の自分について
「僕は基本的に自己批判的な性格で、常にもう少し頑張らなければならないと思っています。ファンも毎日より多くのものを求めてくるし、昨日のことはもう関係なくて、今日がすべてなんです。今この瞬間を生きなければいけません。それに、正直言って、今起きていることはすべて驚きです。僕は日々のトレーニングに集中していて、過去のことも未来のことも考えていません。ただ、目の前のことに取り組んでいるだけです」

スペイン代表かアルゼンチン代表か
「いや、スペイン代表から話をもらったことは一度もありません。それに、もし話があったとしても、僕は100%アルゼンチン人です」

アルゼンチン代表初招集の瞬間
「家でリラックスして座っていたら、ウォルター(・サムエル)からメッセージが来ました。“ウォルター・サムエルです。話せる時間ある?”と、知らない番号から連絡が来たんです。その瞬間、0.5秒で『もちろん、電話して!』って返しました(笑)。すると彼が電話をかけてきて、“君のプレーを見てきたし、追っていた。アルゼンチン代表のリストに入ってほしい”と言われました。それから、フライト情報などの詳細が送られてきました。電話を切るとすぐに、家族とパートナーに伝えました。その瞬間、涙が止まりませんでした。ワールドカップ優勝者たちと一緒にプレーできるなんて、本当に信じられないほど幸せでした」

ワールドカップ優勝者と一緒にプレーすること
「彼らと一緒にいるのは本当にすごいことです。世界最高の選手たちとロッカールームを共にし、トレーニングし、彼らのプレースタイルから多くを学ぶことができます。たとえ7~8日間の短期間であっても、彼らと一緒にいるだけで多くを学べます」

2026年ワールドカップ
「ワールドカップに出場するのは夢のようなことです。本当に実現したらすごいことです。もちろん出場したいですが、そのためには日々のトレーニングを積み重ね、もっと成長しなければなりません。素晴らしい選手がたくさんいるので、その枠に入るのは簡単ではありません。でも、いつか招集される日が来たら、その瞬間に全力を尽くせるよう準備したいです。ワールドカップに出ることは、僕の最大の夢です」

フリアンをアトレティコに勧誘した話
「オリンピックのときでしたね。一緒に過ごしている間に、ちょこちょことアトレティコに来るように勧めていました。“スタジアムの雰囲気、ファン、クラブの文化、すべてを見てほしい”って。でも、最後には『もし来たら、僕に3%、いや2%でもいいから紹介料をちょうだい』って冗談を言っていました(笑)。彼は素晴らしいシーズンを送っているので、この調子で頑張ってほしいですね」

子供の頃にカルデロンで見ていた試合、そして今
「動画を見たことがあります。ボールボーイをしていた試合ですね。たしかレアル・マドリー戦でした。あのときはボールボーイとして、アトレティコの熱気を感じていました。そして今は、あのピッチでプレーしている。とても感慨深いですね」

シメオネの名前を背負うことのプレッシャー
「アトレティコ・マドリーのカンテラ時代や、リーベルの下部組織時代、サラゴサやアラベスでプレーしていたときも、どのチームの監督も常に選手に最大限の努力を求めていました。だから僕も、監督の指示をしっかりと守り、チームに最大限貢献しようと努めています。結局のところ、僕たちはプロフェッショナルです。アトレティコ・マドリーのエンブレムに誇りを持ち、それに集中してプレーするだけです。セロ・デル・エスピノに入れば、父はアトレティコの監督であり、僕は選手。それだけのことです」

アトレティコでの目標
「僕の目標は、アトレティコの一員として全力を尽くすことです。このクラブを心から愛しています。僕に多くのものを与えてくれたこのクラブに、できる限りの恩返しをしたい。そして、いつかこのクラブでタイトルを獲得できたら最高ですね。僕は常に100%の力を注ぎます」

リーベルへの復帰は?
「リーベルの育成アカデミーでプレーしたことには感謝しています。たくさんの経験を積み、仲間やコーチ、フィジカルスタッフに支えられました。リーベルで過ごした時間は本当に大切なものでした。将来的に戻ることがあるかもしれません。誰にも分かりませんが」

メッシとの初対面
「初めてメッシを見たのは、アトレティコ・マドリーでのことでした。彼は長髪で、カルデロンでの試合で2-1の勝利を収めたときです。左サイドから右隅に決めたゴールが忘れられません。そのとき写真を撮ってもらいました。信じられない瞬間でした」

代表でのメッシ
「一緒にプレーするなんて、本当に信じられません。まだほとんど話していませんが、彼は若手をすごくサポートしてくれます。代表チームに合流したとき、すぐに僕たちを受け入れてくれました。彼の存在は、僕たちにとって最高のものです」

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