チャンピオンズリーグのダービーを終えた後、アトレティコ・マドリーは日曜日にコリセウムを訪れ、ヘタフェと対戦します(14時キックオフ)。この試合はラ・リーガ第27節にあたり、ロヒブランコスは首位バルセロナに1ポイント差の2位につけています。
そして、そのバルセロナが次にメトロポリターノに訪れるのは、3月16日(日)の夜9時。ここでの対戦は、リーグ首位争いを左右する重要な一戦となる可能性があります。
もちろん、それに先立ってチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦でレアル・マドリーを迎えますが、リーグタイトルを懸けた戦いにおいても、このバルセロナ戦は鍵を握る試合です。しかし、その前のヘタフェ戦でイエローカードを受けると、バルセロナ戦に出場できなくなる選手が3人います。
最も懸念されているのは、現在のチームの中心選手であるフリアン・アルバレスです。アルゼンチン人FWはすでに4枚のイエローカードを受けており、5枚目を受けると次戦出場停止となります。実際、1か月前のベルナベウでのリーグダービー前にも警告リスクを抱えていましたが、それ以来、追加のカードを受けずに踏みとどまっています。この状況は、今後のバルセロナ戦にも影響を与えかねません。
シメオネ監督は、警告リスクがあるからといって選手を温存する方針をとらないことで知られています。これまでそのような対応を取ったことはなく、今回も同様である可能性が高いですが、アルバレスの負担が大きいことも事実です。彼は今季の全試合に出場している唯一の選手であり、先日のベルナベウではチームで最も走行距離が長かった選手でもあります。
また、アルバレスに加えて、ホセマ・ヒメネスとパブロ・バリオスの2選手も警告リスクを抱えています。どちらもシメオネの戦術において重要な選手ですが、彼らについては温存の可能性が考えられます。しかし、シメオネは「一戦必勝」の哲学を貫く指揮官であり、ヘタフェ戦を軽視することはないでしょう。
いずれにせよ、木曜日のチーム練習再開後、シメオネ監督がヘタフェ戦のメンバー選考にどのような判断を下すのかが注目されます。ホセ・ボルダラス率いるヘタフェとの一戦に向けて、監督の意図が見えてくることになるでしょう。
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