エンリケ・セレソ会長は、審判の問題について「VARによって権威を大きく失った」と語り、国内大会と欧州大会の審判のレベルに違いはないと断言しました。これは、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督の見解とは異なるものです。
「私はいつも同じことを言っています。審判は尊重しなければなりませんし、試合を裁くのは審判であることを考えなければなりません。それ以外のことは、どれも推測にすぎず、意見が分かれるものです。審判の問題は、VARによって権威を大きく失ったことです」と、セレソ会長は月曜日にマドリードで開催された「ローレウス賞」候補発表の式典で語りました。そこで彼は、欧州大会とラ・リーガの審判の間に違いはないとの考えを示しました。
チャンピオンズリーグ・ラウンド16のファーストレグ、レアル・マドリー戦を翌日に控え、セレソ会長はディエゴ・シメオネ監督率いるチームのパフォーマンスに自信を見せました。
「我々はどのスタジアムでも勝利を目指しますし、もちろんこの試合も例外ではありません。これはチャンピオンズリーグの試合であり、我々の目標はベスト8に進出することです。それが最も重要なことです」と述べました。
アトレティコ・マドリーはこれまでチャンピオンズリーグでレアル・マドリーを一度も敗退させたことがありません。この点について、セレソ会長は次のようにコメントしました。「サッカーでは何が起こるかわかりませんし、どちらが勝つかもわかりません。我々が良い試合をして、相手がそうでないことを願います。そして勝利を手にしたいですね」。
スペインリーグについても言及し、バルセロナ、アトレティコ、レアル・マドリーの3チームが勝ち点3差の中にひしめく状況について、セレソ会長は「通常であれば、この時期には優勝候補が一つに絞られているものだが、非常に接戦だと」とし、レアル・マドリーのベティス戦での敗戦についても触れました。
「通常なら、この時期には優勝候補は1チームに絞られるものですが、今は3チームが競い合っています。いつ何が起こるかわかりませんし、試合には勝つこともあれば負けることもあります。我々も試合に敗れることはあるでしょう。最終的な結果を見るためには、シーズンの最後まで待つしかありません。どのチームも接戦を繰り広げており、一つのミスがチャンスを減らすことになるでしょう」と強調しました。
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