バルベルデ監督:「アトレティコは今季最高の状態にある」

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アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督は、金曜日の記者会見で、翌日にメトロポリターノで対戦するアトレティコ・マドリーについて、「今シーズンの最高の状態にある」と評価しました。過密なスケジュールの中でも、アトレティコが好調を維持していると見ています。

アトレティコは現在、チャンピオンズリーグでレアル・マドリーと、コパ・デル・レイではバルセロナとの対戦を控えていますが、それがチームに大きな影響を与えることはないとバルベルデ監督は考えています。

「彼らはシーズンを通じて、そして何年にもわたって強豪相手の試合を戦い続けてきた経験があります。それに加えて、今はコンディションが良いことを彼ら自身も理解しているでしょう」と、レサマでの記者会見で語りました。

また、バルベルデ監督は火曜日に行われたモンジュイックでのバルセロナ戦(4-4)についても言及しました。「彼らは4失点して何もできなかったわけではなく、バルセロナを相手に2-4のビハインドから追いついたのです。こうした試合結果は、チームにとって自信につながります」と述べ、さらに「アトレティコには層の厚いチームがあり、多くの選手がいるため、常に競争力のある布陣を組める」と評価しました。

そして、「間違いなく、私は今シーズン最高のアトレティコが相手になると考えています。彼らはホームで無敗を誇り、試合終盤に多くの勝ち点を獲得しているチームです」と強調しました。その例として、シーズン前半戦のサン・マメスでの対戦を挙げ、92分にアンヘル・コレアのゴールで0-1の勝利を収めたことに触れました。

一方、自チームについては、オイハン・サンセットの負傷を惜しみました。彼は筋肉の問題を抱えており、ここ数カ月間、足首の負傷の影響を受けているとのことです。それでも、出場した試合ではゴールを重ねていました。「復帰してからいくつかのゴールを決めています。しかし、ケガはサッカーの一部であり、いくら彼の負傷について話しても、回復が早まるわけではありません」と述べました。

それでも、今シーズンすでに14ゴール(ラ・リーガでは13ゴール)を記録し、国内得点王となっているサンセットを、木曜日に行われるヨーロッパリーグ・ラウンド16(ローマ戦)のメンバーに含める可能性は排除していません。

「まだ分かりません。出場してほしいですが、リスクは冒しません。しっかりと回復できるか様子を見て判断します」と語りました。

一方、ニコ・ウィリアムズについては、体調不良によるトレーニング欠席があったものの、すでに回復しており、試合に出場できると見込んでいます。同じく火曜日のトレーニングを欠席したユーリ・ベルチチェについては、木曜日の練習にも参加できなかったため、最終的な招集メンバーに含まれるかどうかは未定です。この点については、レサマで行われる最終トレーニング後に決定される予定です。

最後に、バルベルデ監督はアトレティコ戦のポイントについて、「ラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ制覇を狙うチームの本拠地で勝つためには、完璧な試合をしなければならない」と語りました。

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