アレクサンデル・セルロートは、アトレティコ・マドリーのファンの間でアイドル的な存在になっています。ディエゴ・パブロ・シメオネにとっては、試合終盤にチームへさらなる勢いを与えるための重要な選手となっており、直近ではコパ・デル・レイのバルセロナ戦で、アディショナルタイムに4-4の同点ゴールを決めました。
彼の成績は、1398分のプレーで13ゴール2アシスト。つまり、107分ごとに1ゴールを決めている計算です。何より重要なのは、ビジャレアル、レガネス、アラベス、ヘタフェ、バルセロナ、セルタ・デ・ビーゴ戦など、今シーズンのアトレティコにとって決定的なゴールを数多く決めていることです。
そんな中、クラブはセルロートに関するユーモラスなネタをSNSで取り上げました。これは、ツイッター(現X)で@jc_sampaioというアトレティコファンが投稿したジョークに由来しています。クラブの投稿には、セルロートが拍手をしている画像とともに、「サーモンを手で捕まえる手」と書かれていました。
このネタは、@jc_sampaioが作成したクラブのプロモーション動画のパロディから生まれました。本来のプロモーションでは、クラブがリヤド・エアとコラボし、選手たちが特定の曲を聴いて感じたことを伝えるという内容でした。しかし、新バージョンでは、アトレティコのXコミュニティにちなんだ楽曲を当てるという設定になっていました。
その動画内で、セルロートの吹き替えが「この曲は、手でサーモンを捕まえるより好きだ」と語り、「手だけを使うなら、サーモンはすごく逃げやすい」と続けたのです。このジョークがクラブの目にも留まり、公式アカウントで取り上げられるまでになりました。
なお、サンパイオは以前からXで吹き替え動画を投稿し、話題を集めています。過去にはレアル・マドリーに関するパロディ動画や、シメオネを称える動画を作成し、シメオネ本人が個人的に感謝の意を伝えたこともあるほどです。
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