セルロートがまたやった！バルセロナの公敵ナンバーワンに

アトレティコ・マドリーは、モンジュイックでのバルセロナ戦の終盤、厳しい状況に立たされていました。試合開始直後に0-2とリードを奪ったものの、前半のうちにバルセロナに逆転を許し、後半にはレヴァンドフスキのゴールでさらに差を広げられました。

しかし、今シーズンのアトレティコは最後まで諦めないチームです。そして今回も、その意志をゴールという形で示しました。まず84分、マルコス・ジョレンテがコレアからのペナルティエリア内へのパスを受け、後方から駆け上がって強烈なシュートを決めました。

そして迎えたアディショナルタイム、またしてもアレクサンデル・セルロートが登場しました。リーグ戦でアトレティコに勝利をもたらしたあの試合と同じように、試合終了間際に決定的なゴールを決めたのです。サム・リーノのクロスに合わせてシュートを放ち、シュチェスニーが手に触れたものの、ボールはネットに吸い込まれ、4-4の同点に追いつきました。

このゴールで、次戦への期待が一層高まるだけでなく、セルロートはまたしてもバルセロナ相手にゴールを決めるという伝統を守りました。これまでにも、レアル・ソシエダ、ビジャレアル、そして昨年12月のアトレティコでバルセロナ相手に得点を挙げており、今回2月の試合でも再びアトレティコのユニフォームを着てゴールを決めました。この劇的な試合は、まるで1990年代の両チームの名勝負を思い起こさせるような一戦となりました。