リーノ、飛躍の地へ帰還。降格争いのバレンシアと対戦へ

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは、2月22日(土)にメスタージャでバレンシアと対戦します。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームにとって、レアル・マドリーやFCバルセロナとのラ・リーガ優勝争いに踏みとどまるためにも、絶対に落とせない一戦となります。

この試合は、アトレティコ・マドリーのある選手にとって特別な意味を持つ一戦です。その選手とは、サム・リーノ。彼にとってスペインでの最初の経験は、まさにバレンシアでした。アトレティコからバレンシアへレンタル移籍し、そこでのプレーが彼のキャリアの大きな転機となりました。

アトレティコが優勝争いを繰り広げる一方で、バレンシアは降格の危機と戦っています。サム・リーノにとっては複雑な心境での対戦となるでしょう。彼は2シーズン前にアトレティコからバレンシアへレンタル移籍し、そこでファンに強い印象を残しました。バレンシアでは好不調の波がありながらも、シーズン終盤にはチームに欠かせない存在となり、残留争いの中で大きく貢献しました。当時のバレンシアも今と同じように厳しいシーズンを送っていました。

リーノはすでに古巣相手にゴールを決めた経験もあります。昨シーズン、アトレティコ・マドリーの一員としてバレンシア戦でゴールを挙げました。

バレンシアでのシーズンでは、41試合に出場し、3,160分以上のプレー時間を記録。8ゴール3アシストをマークしました。実は、この8ゴールという数字は、彼がスペインで記録した最多得点数であり、昨シーズンにアトレティコで記録した8ゴールと並んでいます。

バレンシアでの活躍を経て、サム・リーノはアトレティコに復帰し、シメオネ監督の信頼を勝ち取りました。特に昨シーズンは、ヤニック・カラスコの退団による穴を感じさせないプレーを披露しました。公式戦46試合に出場し、約3,000分間プレー。36試合に先発し、8ゴール8アシストを記録しました。

今シーズンは序盤こそ出場機会に恵まれませんでしたが、最近の5試合では先発に復帰し、2ゴール2アシストを記録するなど、再び調子を上げてきています。

コメント