アトレティコ、ムヌエラの企業との「疑惑の関係」に困惑

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アトレティコ・マドリーは、一部のメディアがムヌエラ・モンテロ主審が設立した企業との関係を報じたことに驚いています。クラブ側は、Talentus Sportsといかなる取引もしたことがないと明言しています。実際、ムヌエラ主審自身の説明によると、彼のLinkedInページにアトレティコの求人情報が掲載されていたのは、クラブがプロフェッショナル向けの求人情報をLinkedInや公式サイトの求人ページに投稿していたためであり、それが反映されただけだとしています。

アトレティコ側が驚いているのは、Talentus SportsのウェブサイトやLinkedInページを見ても、アトレティコ・マドリーとの関係が一切確認できないことです。掲載されている求人情報には、アトレティコのほかにもマンチェスター・シティやアストン・ヴィラ(イングランド)、NBA、NFL、さらには次回のワールドカップ運営組織など、さまざまな団体が含まれています。そのため、クラブとしては最近の一方的な批判に困惑しているのです。

この件について、ムヌエラ・モンテロ主審は声明を発表し、以下のように説明しました。

「LinkedInのTalentus Sports Recruitmentは、主に若手の大学卒業者向けに、キャリアの第一歩を支援するための付加価値を提供することを目的としています。これまでに多数のスポーツ関連の企業や組織による求人情報を紹介してきましたが、それらはすべて各組織のLinkedIn公式ページに直接リンクされる形で公開されており、企業・クラブ・団体に対する対価の請求や商業的なアプローチは一切行われていません」

さらに、ムヌエラ主審は「自分の企業は人材派遣業とは無関係である」とも強調しました。

「この企業は1年も経たないうちに設立され、その目的は、アスリートたちが自身の経験を語ることで、スポーツの持つ普遍的な価値を様々な組織に伝えることにあります。これは公式ウェブサイトにも明示されています」

また、声明の冒頭では以下のように述べています。

「設立以来、いかなるスポーツ団体、クラブ、連盟、またはスポーツ産業関連企業から、一切の収益を上げたことはありません」

この一連の状況を受けて、アトレティコ・マドリーは「根拠のない疑惑でクラブが関係づけられたことに理解できない」と困惑しています。

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