試合終了後、選手たちがユニフォームや試合で着用したアイテムをファンにプレゼントする光景はよく見られます。特に、アトレティコ・マドリーの選手たちは、ホームであるメトロポリターノで試合をした際に、こうしたファンサービスを行うことが多いです。
試合後には、思いがけない光景が生まれることもあります。多くの場合、子どもや若いファンが、選手の目を引くようなメッセージを書いたプラカードを持ってアピールし、運よくユニフォームを手に入れることができます。
しかし、『Día Después』のカメラが捉えた映像は、そうした一般的なシーンとは一線を画すものでした。アトレティコのキャプテンのひとり、ホセ・マリア・ヒメネスが、セルタ戦終了後に体験した出来事は、まさに驚きの瞬間でした。
試合後、ヒメネスはファンにユニフォームを渡そうとゴール裏へ向かいました。すると、周囲のファンが彼に注目するよう呼びかけました。その場で、なんとアトレティコファン同士のプロポーズが始まろうとしていたのです!
まるで立会人のようにプロポーズの瞬間を見届けることになったヒメネス。結果的に、ユニフォームは婚約指輪を受け取った女性ファンへと手渡されることになりました。彼女にとっては、人生の大切な瞬間とともに、“コマンダンテ”ヒメネスのユニフォームという特別な思い出を手に入れる出来事となりました。
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