アトレティコ、ヘルタの若きスターを巡る競争に参戦

アトレティコ・マドリーは、常に世界のサッカー界で台頭する若い才能に注目しています。その中の一人が、ヘルタ・ベルリンに所属する19歳のイブラヒム・マザです。ドイツ紙『ビルト』によると、アトレティコは来シーズンに向けて、この攻撃的ミッドフィルダーの獲得を狙うクラブの一つだと報じられています。

2027年まで契約を結んでいるものの、ドイツではこの才能あふれる選手がベルリンを去るのは時間の問題と見られています。そして、アトレティコ・マドリーは最も関心を持つクラブの一つとして挙げられており、移籍金は800万～1,000万ユーロになる可能性があります。彼の市場価値は1,200万ユーロに達しています。

この情報によると、シュトゥットガルトがマザ獲得に最も熱心ですが、それだけではありません。レバークーゼンも注目しており、イングランドではマンチェスターの2クラブとニューカッスルが関心を示しています。スペインでは、アトレティコ・マドリーの名前が挙がっています。

イブラヒム・マザは2005年にベルリンで生まれ、ヘルタの下部組織に加入しました。昨シーズンにトップチームへ昇格し、現在は主力として定着しています。今シーズンのブンデスリーガでは22試合に出場し、5ゴール・5アシストを記録。カップ戦では3試合で2得点を挙げています。

本来のポジションは攻撃的ミッドフィルダーですが、左サイドやセンターフォワードとしてもプレーできます。アルジェリアにルーツを持ち、ドイツの世代別代表に招集された経験がありますが、最近は北アフリカのアルジェリア代表を選び、すでにA代表デビューを果たしています。