バリオスと退場に関する懸念すべきデータ:シメオネが残したメッセージ

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パブロ・バリオスは、今シーズンのチャンピオンズリーグで1月21日に行われたレバークーゼン戦に続き、セルタ戦で直近5試合で2度目の一発退場となりました。

試合開始4分15秒、バリオスは胸でボールをコントロールし、ターンしてボールを前方に分配しようとしました。しかし、その後、パブロ・ドゥランとの競り合いの中でスライディングタックルを試みた際、右足が高く上がりすぎた結果、セルタのフォワードの脛に接触。場所はちょうどハーフウェイライン上でした。

主審のマルティネス・ムヌエラは、最初はイエローカードを提示しました。

しかし、VAR室(ラス・ロサスにあるスペインサッカー連盟のビデオ審判室)にいたコルデロ・ベガからの指示を受け、主審はピッチサイドのモニターでプレーを再確認。バリオスは不安げに判定を待ちます。そして最終的に、主審はイエローカードを取り消し、レッドカードを提示。バリオスは失意の中、軽く首を振りながらロッカールームへと引き上げました。

一方、シメオネ監督は、数メートル離れたベンチエリアで落胆の表情を見せました。試合はまだ開始から5分(判定が変更された時点で6分)しか経過しておらず、0-0の状況。さらに、この試合の直前、レアル・マドリーがオサスナと1-1で引き分けたことで、アトレティコにとっては首位争いのチャンスが開けていた試合でした。最終スコアは1-1に終わりました。

試合後、シメオネ監督は「退場は明らかです」と語り、「ここで皆さんに話すことは何もありません。我々の間で話すべきことはチーム内で話します」とコメントしました。

約1カ月前の1月21日、レバークーゼンとのチャンピオンズリーグの重要な一戦でも、バリオスは今回と同様のプレーで退場処分を受けました。当時の相手はノルディン・ムキエレ。今回と同じく、最初はイエローカードが提示されましたが、イタリア人主審のダヴィデ・マッサがVARで確認し、レッドカードに変更しました。その時は試合開始25分の出来事でした。

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