アトレティコ・マドリーは、これから迎える厳しいスケジュールに備え、今は比較的「穏やかな」2週間のうちの最初の1週目を過ごしています。もう1週は来週で、その間はミッドウィークの試合がなく、バレンシア戦(メスタージャでの対戦)に向けて準備する時間があります。
しかし、それが終われば「狂乱の日々」が待っています。約1か月半の間、リーグ戦、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの3大会を戦うことになるからです。
2月22日(土)にメスタージャでバレンシアと対戦した後、アトレティコはバルセロナへ移動し、2月25日(火)21:30からハンジ・フリック率いるチームとのコパ・デル・レイ準決勝・第1戦を戦います。その翌週末には、ラ・リーガで現在4位のアスレティック・ビルバオを本拠地メトロポリターノに迎えます。
そして、その3日後にはチャンピオンズリーグが再開。アトレティコはラウンド16の第1戦をアウェーで戦うことになります(対戦相手はレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、セルティックのいずれかですが、特にレアル・マドリーやバイエルンがプレーオフを突破する可能性が高いと見られています)。
その後、アトレティコは難敵ヘタフェとのアウェー戦を戦い、さらにルイス・アラゴネス通りの本拠地にバルセロナを迎えます。この一戦は、リーグタイトル争いにおいて極めて重要な試合となるでしょう。ここで、2025年最初の代表ウィークを迎えます。一息つけるかに見えますが、代表選手の多くは試合や移動によって依然として負担がかかることになります。
代表ウィーク明け、アトレティコはコルネリャでエスパニョールと対戦し、その後、コパ・デル・レイ準決勝の第2戦(再びバルセロナ戦)がメトロポリターノで行われます。そして、この過密日程の締めくくりは、サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦となります。
もしアトレティコがチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイで勝ち残れば、さらなる過密日程に突入することになります。ただし、その話をするのは、まず両大会の厳しいノックアウトラウンドを突破してからです。これらの戦いは大きな消耗を伴うものであり、チームの選手層の厚さやフィジカルコンディションが、この「超難関スケジュール」を乗り切る鍵となるでしょう。
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