アトレティコ・マドリーは、水曜日にトレーニングを再開しました。これは、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督がチームに与えた3日間の休養を経てのことです。選手たちは、この土曜日に対戦するセルタ・デ・ビーゴ戦に向けた準備を開始しました。
この日のトレーニングで唯一不在だったのはセサル・アスピリクエタでした。彼はチームとは別メニューで調整を行いましたが、土曜日のセルタ戦には問題なく出場できる見込みです。そのため、シメオネ監督はこの試合で全選手を起用できることになります。これにより、アトレティコの「ベストメンバー」がどのような布陣になるのかが明確になる良い機会となります。
アトレティコの主力メンバーは、試合を重ねるごとに固まりつつあります。特にディフェンスラインには選択の余地がありました。これまで、ヒメネス、ル・ノルマン、ラングレの3人が万全の状態で揃うことはありませんでした。そのため、シメオネ監督はフォーバックのシステムに変更してから、3人のうち2人を起用する形を取ってきました。
そして今回、ついに3人全員が揃った初めてのタイミングで、シメオネ監督はヒメネスとル・ノルマンを選び、ラングレを控えメンバーとしました。これは、今週末のメトロポリターノでの試合に向けた最初の実戦形式の練習で確認された布陣です。
その他のポジションは、ここ最近の不敗記録を支えてきたおなじみのメンバーでした。サポーターも自然と覚え始めている布陣です。
[予想スタメン]
GK: オブラク
DF: ジョレンテ、ヒメネス、ル・ノルマン、ガラン
MF: ジュリアーノ、デ・パウル、バリオス、リーノ
FW: グリーズマン、フリアン・アルバレス
この布陣で、シメオネ監督は土曜日の試合に臨む考えです。
一方、シメオネ監督は対戦相手を想定したトレーニングも行いました。控え組を5-3-2のフォーメーションに配置し、これはセルタが実際に採用しているシステムと同じものです。アトレティコのアシスタントコーチであるグスタボ・ロペスは、対戦相手のシステムに合わせて控え組を配置し、より実戦的なトレーニングができるようにするのが常です。
[控え組の布陣]
GK:ムッソ
DF: モリーナ、ヴィツェル、ラングレ、ヘイニウド、リケルメ
MF: コケ、ギャラガー、レマル
FW: コレア、セルロート
この日のトレーニングでは、シメオネ監督は特に「前線からのプレッシング」「守備時のスライド」「ビルドアップ」を重点的に指導しました。監督は、前回のレアル・マドリー戦で守備のスライドが改善の余地があると考えており、それを修正するためのトレーニングを行ったようです。
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