試合開始から30分過ぎ、ベルナベウでのレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーのダービーで、物議を醸すシーンが訪れました。左サイドからのクロスがエリア内に入るも、チュアメニもサム・リーノもボールに触れず、その際にフランス人選手がブラジル人選手を踏んでしまいました。試合が止まり、ソト・グラード主審にはVARからの情報が伝えられました。
「なぜVARを確認しないんだ?見に行くべきだろう」と、シメオネはタッチライン際で第4審判に訴えました。数分後、ソト・グラードはモニターで映像を確認することを決断し、最終的にPKを宣告しました。
主審がモニターへ向かう際、シメオネは「ビルバオと同じだ!全く同じだ!」と叫んでいる様子が映し出されました。そしてそのまま「ビルバオの試合でも同じ判定だった。あれもPKだった」と主張を続けました。
シメオネが言及した試合とは?
シメオネが言っていたのは、数時間前にラ・カテドラル(サン・マメス)で行われたアスレティック・クラブ対ジローナの試合のことです。その試合では、38分にミゲル・グティエレスがハウレギサルを踏みつけたプレーがPKと判定され、アスレティックが先制点を決めました。
試合後の記者会見でもシメオネは主張を繰り返す
試合後、記者会見でPKの判定について質問されると、シメオネは迷わず数時間前のサン・マメスでの出来事を引き合いに出しました。「ビルバオ対ジローナでも同じようなPKがあった。審判は同じようにVARを確認し、同じ判定を下した」と語りました。
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