アトレティコ・マドリーは、今週水曜日にチャンピオンズリーグのベスト16進出をかけた決勝戦さながらの試合に臨みます。チームは見事な巻き返しを見せ、現在リーグ順位で5位につけています。第3節終了時点では、RBライプツィヒ戦での勝利により勝ち点3を得ていたものの、ベンフィカ戦で0-4、リール戦で1-3と大敗を喫していました。そのため、オーストリアで行われるRBザルツブルク戦は、ヨーロッパのトップ16に名を連ねるための重要な一戦となります。
この試合はフリアン・アルバレスにとって特別なものとなるでしょう。チャンピオンズリーグは、アルゼンチン出身の彼にとってお気に入りの大会となっています。ザルツブルク戦では、ここまで7試合で6ゴールを挙げている得点記録をさらに伸ばしたいと考えています。彼がゴールを決められなかったのは、RBライプツィヒ、ベンフィカ、そしてパリ・サンジェルマン戦の3試合だけです。
彼の初ゴールはリール戦で生まれました。その後、スパルタ・プラハ戦では2ゴールを挙げて6-0の圧勝を導き、スロヴァン・ブラチスラバ戦でも先制点を記録。バイエル・レバークーゼン戦では、逆転劇を演出する2ゴールを決めています。そして今、オーストリアで再び彼のお気に入りの大会に挑むことになります。
しかし、この大会はラ・リーガで4枚目のイエローカードを受けた直後に訪れるものです。サンチェス・マルティネス審判による判定で、アトレティコの選手たちは4枚の警告を受ける結果となりました。そのうちの1枚が「アラーニャ」ことフリアン・アルバレスに出されました。これにより、次戦のマジョルカ戦で再びカードを受けると、レアル・マドリーとのダービーを欠場する可能性が生じています。
アトレティコ・マドリーのユニフォームを着てサンティアゴ・ベルナベウで初めての試合に臨む機会が、危うくなっているフリアン・アルバレス。彼は現在、チャンピオンズリーグで不可欠な存在となっています。
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