アルメイダ市長 : 「このトロフィーをマドリードに留めたい」

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マドリード市長ホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ氏は今週木曜日、シベレス宮殿でFIFAクラブワールドカップの「壮観で素晴らしい」トロフィーを受け取りました。この大会は、6月15日から7月13日にかけてアメリカで開催され、レアル・マドリーやアトレティコ・マドリーを含む合計32チームが競います。

1月17日から始まった、クラブワールドカップに参加する各チームの都市を巡るトロフィーツアーの一環としてマドリードに到着したこのトロフィーを前に、アルメイダ市長は「すべてのマドリード市民がこのトロフィーに親しみを感じるきっかけになる」と述べ、「アトレティコ・マドリーまたはレアル・マドリーがこのトロフィーを掲げることを期待している」と強調しました。

さらに市長は、自身がアトレティコ・マドリーの熱心なファンであることから、サッカーにおける好みは「誰もが知っている」としつつも、アトレティコかレアル・マドリーのどちらかが優勝すれば「非常に嬉しい」と語りました。

「私が望んでいるのは、このトロフィーがこの街に留まることです」と力強く述べるとともに、マドリードが「ブエノスアイレス(アルゼンチン)とリオデジャネイロ(ブラジル)に並ぶ、クラブワールドカップに2つ以上のチームが参加する世界でも数少ない都市の一つ」であることを強調しました。

「私たちがスポーツ、特にサッカーで表している価値観を持つ都市であることに、非常に誇りを感じるべきだと思います」と、市長は力を込めて語りました。

マドリードと2030年のワールドカップ
スペイン、ポルトガル、モロッコで開催される2030年のワールドカップについて、アルメイダ市長は、マドリードが大会の国際メディアセンターの本部候補地であり、決勝戦の開催地を目指していることを改めて述べました。

市長は数カ月前、FIFAがマドリードを訪問した際に自ら会談を行い、FIFAの代表団が「マドリード市のすべての施設や提案を視察した」と振り返りました。

「その結果、私たちが得た評価は、この分野で試合の開催地に名乗りを上げた都市の中で最高のものでした」と説明した上で、「FIFAとは良好な関係を築いていますが、今後の開催地や特に決勝戦の開催地については、最終的にFIFAが判断することになるでしょう」とまとめました。

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