ラウール・ヒメネス、アトレティコでの経験を忘れず

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ラウール・ヒメネスは、2014年夏にアトレティコ・マドリーが驚きの補強として迎え入れた選手でした。ラ・リーガを制覇し、チャンピオンズリーグ決勝に進出した後、チームには小さな変革が訪れました。ジエゴ・コスタやダビド・ビジャといった攻撃陣が退団し、その代わりにグリーズマン、マンジュキッチ、そして当時23歳のメキシコ人フォワードであるヒメネスがアメリカから加入しました。

アトレティコは、国外経験のない若いフォワードに約1,000万ユーロを支払いましたが、その1年後にはベンフィカに2,200万ユーロで移籍し、2倍以上の価格で売却されました。その後、ラウール・ヒメネスはプレミアリーグへ渡り、ウォルバーハンプトンが彼に約4,000万ユーロを支払いました。現在はフラムでプレーしています。

・ラユンのポッドキャスト『We Are Brave』で、ラウールはアトレティコでの経験について振り返り、その挑戦を愛情を込めて語りました。

「確かに難しい部分はありました。23歳で初めて一人暮らしをし、外国で生活することになりました。でもそれが、僕を人間として成長させ、前に進む助けになりました」とヒメネスは話します。

「僕が加入した年、チームはラ・リーガを制し、チャンピオンズリーグ決勝に進出したばかりでした。そして僕が到着したとき、グリーズマンやマンジュキッチも同時に加わりました。最初は試合でスタメンとしてプレーすることもありましたし、スペインスーパーカップも優勝しました。スーパーカップでチャンピオンになるなんて本当に信じられない経験でした。最初の試合でベイル、ベンゼマ、ペペ、セルヒオ・ラモスと対戦したときは、『なんてことだ、自分は何に飛び込んだんだ』と思いましたね」と当時を振り返ります。

もちろん、彼自身もっと多くの出場機会を望んでいました。「思ったほど多くの出場時間は得られませんでした。でも、いい思い出を持ち帰ることができました。それが僕を大きく成長させてくれたんです」とヒメネスは締めくくりました。

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