グリーズマン、ラ・リーガの「完全なる伝説」

アトレティコ・マドリーは2025年のスタートを2024年の締めくくりと同じように、勝利で飾りました。チームは快進撃を続け、結果において圧倒的な強さを見せています。シメオネ監督率いるチームにとって、悪いニュースはほとんどありません。

オサスナ戦では、最近の試合で目立っていた選手の一人が他の試合ほどのインパクトを残せなかったかもしれません。それはアントワーヌ・グリーズマンです。しかし、フランス人選手がアトレティコ、そしてラ・リーガにとって引き続き非常に重要な存在であることに変わりはありません。

試合の序盤にグリーズマンはゴールを決めましたが、主審がボールを肘で打ったと判断し、そのゴールは取り消されました。確かにマコン出身の彼は素晴らしい試合をしましたが、これまでの試合のようにゴールやアシストでその活躍が反映されることはありませんでした。それがこの試合で彼に欠けていた唯一の要素です。しかし、それでも彼は個人の歴史に新たな要素を加え続けています。

なぜなら、彼は現在ラ・リーガ最大の伝説的存在なのです。**カデナ・コペ**のペドロ・マルティン氏のデータによれば、アトレティコ・マドリーの選手であるグリーズマンは他の誰も到達できない記録を持っています。彼こそが「完全なる伝説」、スペインのラ・リーガにおける「完全なる選手」といえる存在です。もちろん、ここで話しているのは現役選手の中での話です。

もちろん、フランス人選手はラ・リーガ全体の歴史においても上位に位置しています。しかし、すでに引退した選手の中には、より多くのゴールや試合出場数を持つ選手も存在します。

伝説的な記録
現在、現役選手の中でグリーズマンに並ぶ者はいません。アトレティコのFWである彼は、ラ・リーガにおいて最も多くの試合に出場し、最も多くのゴールを決め、最も多くのアシストを記録している選手です。この記録が「完全なる伝説」と呼ばれる理由です。

現在のラ・リーガでの出場試合数は511試合であり、ダニ・パレホ（507試合）、コケ・レスレクシオン（471試合）、デ・マルコス（424試合）が続きます。ゴール数では196ゴールを記録し、イアゴ・アスパス（160ゴール）、ジェラール・モレノ（119ゴール）、ストゥアニ（102ゴール）を大きく引き離しています。

さらに、アシストの面でもグリーズマンは現役ラ・リーガ選手の中でトップに立っています。彼のアシスト数は82本で、チームメイトのコケ（77本）、ダニ・パレホ（73本）、イアゴ・アスパス（64本）を上回っています。