シメオネ、悩みはサイドのみ

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今シーズン序盤、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督はスタメンの選定に苦慮する場面が多くありましたが、ベティスにベニート・ビジャマリンで敗れて以降、明確な先発メンバーを固定する方針を取り始めました。

それから数週間、数か月が経ち、アルゼンチン人指揮官はファンがほぼ暗記できるほど認知度の高い布陣を維持しています。この期間、チームは結果を伴い、クラブ史上最多の13連勝という記録に並ぶ快挙を達成しました。次のオサスナ戦で勝利すれば新記録となります。

そのスタメンの中で、シメオネ監督の悩みはサイドにあります。ゴールキーパーは固定されており、ディフェンスではル・ノルマンの調子が上がるのを待ちながら、直近の試合(2024年最後のバルセロナ戦)で軽度の筋肉系負傷を負ったヒメネスの復帰を見守る状態です。一方、ジョレンテ、ラングレ、ガランがヒメネスとともに安定した守備陣を形成しています。中盤ではパブロ・バリオスとデ・パウルが不動で、前線ではフリアン・アルバレスとグリーズマンが2トップを務めています。

右サイドでは現在ジュリアーノが起用されていますが、次戦で変更される可能性があります。一方、左サイドではリーノとギャラガーが交互に出場している状況です。

つまり、シメオネ監督の迷いはサイドに集中しています。オサスナ戦ではジョレンテが右サイドハーフにポジションを上げ、ナウエル・モリーナが右サイドバックとして入り、ジュリアーノはベンチスタートになる可能性があります。左サイドではギャラガーがサム・リーノを再び抑え、スタメンを勝ち取る見込みが高いようです。

ベンチの重要性
シメオネ監督が先発メンバーを固めて以来、変更は主にサイドのポジションに限られています。ただし、今シーズン開幕以来、指揮官はベンチメンバーの重要性を繰り返し強調しており、その発言が正しいことが証明されています。実際、途中出場からチームに貢献するアレクサンデル・セルロートの存在はその象徴です。彼は直近の5得点のすべてを途中出場で記録しており、その中には試合を決定づけるゴールも数多く含まれています。

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