「今プレーしている選手たちは実力でそうしている。私は誰にも義理立てすることはありません」

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アトレティコ・マドリーの監督ディエゴ・パブロ・シメオネが、チャンピオンズリーグでのスロバン・ブラチスラバ戦について分析しました。また、今大会におけるチームの状況や、次のステージへの展望についても語っています。

スロバンはチャンピオンズリーグで下位チーム
「相手を順位で見るのではなく、その特性で判断しています。スロバンは非常に深く守り、チーム全体で強さを発揮しようとしています。特にカウンターを重視しており、それがチャンピオンズリーグでは重要な要素です。相手は速いカウンターのスピードを持っています。」

アトレティコの成長について
「チームは試合を重ねることで成長します。それは自然なことで、良くない瞬間があったとしてもそれもまた普通です。ラ・リーガは非常に長いシーズンで、多くの試合をこなします。我々はすべての試合で最高のパフォーマンスを求められますが、それは簡単なことではありません。」

成長の理由
「試合を通じて選手たちが求めることや伝えることがわかり、それに応じた連携が生まれます。我々は解決策を見つけました。それはスターティングメンバーだけでなく、後半に投入される選手たちのおかげでもあります。試合の最後の15~20分で起きることは偶然ではありません。すべてがスタメンと途中出場選手の両方によって作られているのです。」

出場機会の少ない選手たちについて
「レマルを除けば、ほとんどの選手たちに十分な出場時間が与えられています。そうした選手たちには引き続き努力し続けるよう促しています。ガランやジュリアーノ、ラングレのように、最初は出場機会が少なかった選手たちも、今はプレーしています。彼らがその場にいるのは実力があってのことです。私は誰にも義理立てすることはありません。継続的に結果を出せる選手たちにコミットしています。選手たちには調子の波があります。それを見極めるのが監督の役割です。チームには幅広い選択肢があります。調子が良い選手たちが出場していますし、今プレーしている選手たちは非常に良いパフォーマンスを見せています。」

タイトル候補について
「常に“タイトル”の話が出てきますが、まだ道のりは長いです。我々は目の前の試合に集中しています。明日の試合の結果が評価につながります。相手が2日間の休養を多く取れていることや、我々が68時間もない中で試合に臨むことなど、誰も気にしていません。もし勝てなければ批判されるでしょう。勝てば、ここで良い質問をされるだけのことです。それがあなた方の役割であり、我々の役割です。」

終盤でのゴールについて
「これは練習やトレーニングの成果です。試合の中で、時に不利な状況が有利に働くこともあります。これを維持し続けられるよう、引き続き取り組んでいきます。」

大量得点の必要性について
「試合の流れに応じて、賢いプレーをする必要があります。状況に合わせて適切な行動を取ることが重要です。」

スロバンについて
「すべての試合を分析し、チームが勝つために最善の方法を探ります。ミスはどのチームにもありますが、ミスが少ないチームが勝利の可能性を高めます。それを探し、誘発し、チャンスが生まれる瞬間を見つけるのが重要です。」

スロバンの印象
「スロバンは良く鍛えられたチームで、国内リーグではしっかりと競争しています。先日追随する相手に敗れましたが、それでもチャンピオンズリーグという舞台における監督や選手たちの情熱が欠けることはないでしょう。この大会が持つ意味を考えれば、そうした姿勢が当然です。」

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