5-0。アトレティコ・フェメニーノ、レバンテ・バダロナに大勝しリーガFに別れ

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アトレティコ・フェメニーノは、ホームでレバンテ・バダロナを相手に快勝し、リーグ戦の最終戦を締めくくりました。タチアナ・ピントの2得点、ルアニーのスーパーゴール、イェンセンとガビ・ガルシアのゴールで、ビクトル・マルティン監督率いるチームにとっては特に勝ち点が懸かった試合ではありませんでしたが、6月7日にFCバルセロナと対戦するコパ・デ・ラ・レイナ決勝に向けて、良い形での準備となりました。

コルチョネロの監督はこの試合を、出場機会が少なかったパトリシア・ラルケを起用する機会とし、今季限りでチームを離れるアジバデ、バルテ、モラサ、マルタ・カルドナの送り出し、さらにはリディア・ロドリゲスといったカンテラ(下部組織)出身選手にも出場機会を与える機会としました。

アトレティコ・フェメニーノは、試合開始15分を過ぎたあたりで先制点を挙げます。フィアンマ・ベニテスが斜めの位置から完璧なフリーキックをエリア中央へと送り込みます。その混戦の中から、タチアナ・ピントが頭で叩きつけるように右隅へヘディングシュートを放ちました。GKマリア・ロペスは良い反応を見せましたが、ゴールを防ぐことはできませんでした。このゴールはバレンシア出身のフィアンマにとって今季7つ目のアシストとなりました。

レバンテ・バダロナも応戦し、エロが右サイドを突破してロサ・オテルミンを抜き、中央へ折り返しますが、ジョンパルトのシュートはクロスバーを大きく超えてしまいます。

後半開始早々、再びアトレティコがゴールを奪います。今回もセットプレーからで、今度はコーナーキックでした。中央へ上がったボールをモラザが頭で落とし、タチアナ・ピントが拾って反転し、左足でネットを揺らします。彼女にとっては今季リーガFでの3回目のドブレーテ(1試合2得点)で、アトレティコでは初、これまでの2回はレバンテ時代に記録したものでした。

82分には、途中出場したばかりの選手によるスーパーゴールが生まれます。・ダ・シルバが、2人の相手選手の間にボールを浮かせて通し、自らもその間をジャンプして突破。ワンバウンド後に強烈なシュートを叩き込み、3-0とします。

既に戦意を失っていたレバンテ・バダロナは、そのわずか2分後にさらに失点します。エリア中央への良いパスに反応したイェンセンがつま先でボールを押し込み、GKマリア・ロペスを破ります。

そしてそのまた2分後、わずか82分から86分の間に3ゴール目となる5点目が決まります。今度はルアニーが左サイドから仕掛け、グラウンダーでエリア手前へパス。そこにガビが走り込み、インサイドでファーサイドのポスト際、ほぼゴール隅へと流し込む見事な一撃でした。これもまた、文句なしのゴラッソでした。


Atlético de Madrid Femenino 5-0 Levante Badalona

Atlético de Madrid Femenino: Patricia Larqué, Ainhoa Moraza (Andrea Medina m.77), Xènia Pérez, Rosa Otermín (Lydia Rodríguez m.61), Merle Barth (Lauren Leal m.61), Fiamma Benítez, Marta Cardona (Luany m.67), Rasheedat Ajibade, Gabriela García, Tatiana Pinto, Sheila Guijarro (Synne Jensen m.67)

Levante Badalona: María Valenzuela, Sonia Majarín, Nuria Garrote (Pilar Garrote m.82), Itziar Pinillos, Berta Pujadas, Elena Julve (Julia Mora m.82), Laura Martínez (Estefanía Banini m.70), María Llompart, Macarena Portales, Lee Young-Ju (Ana González m.61), Rebecca Elloh (Irina Uribe m.70)

Goles:1-0, 15′: Tatiana Pinto, 2-0, 52′: Tatiana Pinto, 3-0, 81′: Luany, 4-0, 83′: Synne Jensen, 5-0, 85′: Gabriela García

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