1-1。 アトレティコ・フェメニーノ、粘るエスパニョール相手に再び引き分け

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アトレティコ・フェメニーノは、リーガFで再び引き分けを喫しました。今回は、降格を回避するために戦うエスパニョールとの対戦で、アルカラ・デ・エナーレスでの1-1の結果となりました。両チームの戦力を考えれば、この結果は物足りないものの、アトレティコにとっては3位を維持するための貴重な勝ち点となりました。実際、試合開始前の時点でアスレティックがホームでセビージャに敗れていたため、3位の座は確保されていました。

コパ・デ・ラ・レイの影響が残る中(アトレティコは木曜日にグラナダを破り決勝進出を決めた)、自信に満ちた、主導権を握るようなプレーが期待されていました。しかし、実際に対峙したのは、しっかりと守備を固め、果敢に戦うエスパニョールでした。

試合開始直後の12分、アトレティコにとって有利な展開になる可能性がありましたが、イェンセンが決定的なチャンスを逃し、逆にエスパニョールに勢いを与える形となりました。エスパニョールもゴールに迫りましたが、ローラ・ガジャルドが失点を阻止。続いてノルウェー代表のイェンセンにも再びチャンスが訪れました。しかし、前半終了間際に試合を動かしたのはカタルーニャのチームでした。左サイドからの攻撃で、キャロル・マリンがゴールを決め、アトレティコはビハインドを背負うことになりました。

後半は、負傷の影響で動きが鈍っていたボー・リーサに代えてフィアンマが投入され、アトレティコは反撃を開始しました。そして、フィアンマがルアニーへのファウルで得たPKを冷静に決め、同点に追いつきました。後半の彼女のプレーは光るものがありましたが、逆転には至りませんでした。

エスパニョールは、この勝ち点1を守り抜くために最後まで全力で戦いました。一方のアトレティコも攻め続けましたが、粘るエスパニョールの守備を崩し切ることができませんでした。結局、アトレティコはホームで痛み分けとなり、これで今季リーグ戦9度目の引き分けとなりました。同じく9引き分けのエスパニョールは降格回避を目指し、アトレティコはチャンピオンズリーグ出場権を争うという、異なる目標を掲げながらも同じ結果を積み重ねています。


Atlético de Madrid Femenino 1-1 Espanyol Femenino

Atlético de Madrid Femenino: Lola Gallardo, Silvia Lloris, Xènia Pérez, Andrea Medina (Rosa Otermín m.59), Lauren Leal, Vilde Bøe Risa (Fiamma Benítez m.45), Ana Vitória (Tatiana Pinto m.59), Gabriela García, Luany, Gio Garbelini (Marta Cardona m.88), Synne Jensen (Sheila Guijarro m.81)

Espanyol Femenino: Romane Salvador, Paula Perea (Trudi Carter m.80), Daniela Caracas, Júlia Guerra, Laia Ballesté, Carolina Marín (Lucía Vallejo m.81), Ainoa CampoAmaia Martínez, Lice Chamorro (Arola Aparicio m.90), Ángeles del Álamo (Mar Torrás m.65), Cristina Baudet

Goles: 0-1, 46′: Carolina Marín, 1-1, 67′: Fiamma Benítez

Arbitro: Beatriz Cuesta Arribas

Paula Perea (56′,Amarilla), Gabriela García (63′,Amarilla), Romane Salvador (66′,Amarilla)

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